中小企業経営者にとってスーツとは何か?
大企業の経営者やお勤めの方も勿論いらしゃいますが、イルサルトに来て頂いているお客様の内9割以上を占めるのが中小企業の経営者の方なのです。中小企業の経営者と一言で言っても色々な方がいらっしゃいます。日本にある会社の90%以上が中小企業、そしてGDPの70%以上をその中小企業が占めている、日本はそんな国ですが、弁護士、会計士といった所謂士業の方、お医者さん、講演家、コンサルタント、フルコミッションの世界に生きる営業マン、スポーツ選手そして様々な業種の企業経営者。
イルサルトのお客様はそういった方々ばかりなのですが,皆様に共通するのは自分自身のブランド力を上げることが企業ブランド化に繋がったり,成果に直結するとい言う点です。
中小企業経営者は自分ブランディングが必要
大企業の経営者や大企業に勤めている方なら会社のブランド力が強いので名刺を出せば一発で覚えてもらう事が出来ます。でも中小企業の経営者の場合はまるで違います、会社名がブランドではないのでなかなか覚えてもらいにくい。実際私がワールドに勤めている時は”ワールドの末廣です”と名刺を出せば一発で覚えてもらえていました、しかし今は全く違います。”イルサルトの末廣です”と言った所で数日経てば忘れられてしまう。悲しいですがそれが現実なのです。
特に経営者の場合、名刺交換をする機会がすごく多いので何か特徴がなければ絶対に思い出してもらえる事はありません。だから自分のブランド力を上げていく事が非常に重要です。
その存在を忘れられたら仕事の依頼が来る事は絶対にありません。だから中小企業経営者はその存在を忘れられないように”自分ブランディング”をして相手の記憶に残す事が必要なんです。まずは仕事においての独自性、様々な競合他社がある中で他の会社との違い、選んでもらえる理由を明確に持つ事が大切。
今はどんな業界でも”モノ自体”で差を付けることが難しくなってきました。どこの商品もそれなりに良い。私の業界で言えば、郊外型の量販店のスーツもそれなりに良いと言う事。量販店のスーツだからと言って片袖しかないなんて事もなく、スーツとしての形はしている。素人の方からすればパッと見たら量販店のスーツとイルサルトのスーツの見分けがつきません。そんな感じです。
モノだけでは差別化出来ない時代
正月番組でやっていますが、1,000円のワインと100,000円のワインを芸能人がなかなか当てられないみたいにモノとしての差は分かるようでなかなか分からない。上手く誤魔化す事も結構カンタンに出来ます。だからといってモノがどうでもいいのではなく、モノの完成度を上げるのと同じくらい大切な事があると言う事なんです。
それはどんな人が扱っているのかと言う事。扱っている人がどんな人なのか?どんな思いでやっているのか?どんな人を幸せにしたいのか?そういった部分が非常に大事なんだと私は思います。
そうやって個人のブランディングをしていく上で非常に大切なのが外見です。折角素晴らしい考えを持っていても、それが伝わらないと考えていないのと同じ。だから私の仕事は服の力を使ってその方の思いを体現出来るようなスタイリングを作る事なんです。
イルサルトが経営者専門にしている理由とは?
思いを体現出来るようなスタイリングをしていると廻りからの目が変わります。そうするとそれが自信に変わります、自信を持って仕事をするのと自信なさげに仕事をするのとどちらが成果が上がりやすいかと言えば答えは明確ですよね。自身が生まれると所作も変化をしていくものです。
又自信を持って仕事をしているリーダーと自信なさげに仕事をしているリーダーのどちらについていきたいですか??
イルサルトが経営者専門のスーツ仕立て屋と名乗っている理由がここにあります。
人のお役に立つ事が仕事の目的、そして人にお役立ちする事を先頭に立ってリーダーシップを取る事が経営者の役割だと私は考えています、だからこの経営者を元気にする事で日本全体ももっと元気になる、しかも日本にある会社の9割以上が中小企業なので、この中小企業の経営者を服の力を使って元気にしたい!これが私の思いなのです。
経営者にとって服とは?
経営者にとって仕事は人生そのもの、その人生をかけた舞台で最高の能力を引き出す舞台衣装。
中小企業経営者にとって服とはそういうものです。だからその服をまとった瞬間に理想の自分になれる、それが最高の服であると私は考えています。技術も経験もまだまだですが私は人生をかけてそれぞれの経営者の”理想の服”を追求していきたいと思っています。
↓はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!