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4歳の娘に”お父さんのその服,いったい何色なの?”と聞かれたこのスーツ

末廣さんってスーツ何着持ってるの??

そんな質問を頂く事も多いので,今までどれくらいの数を仕立ててきたのか?を先日調べてみました。スーツ,コートで合計110着ほどでした。創業して8年なので年間14着くらい,春夏7着秋冬7着の計算になりますね。

これが多いのか少ないのかは分からないのですが,仕立て屋として色々な形を試す事も大事なのでそれを考えたら妥当な数なのではないかと思います。

110着仕立てた中で今着ているのが40着くらいです。残りの70着は知り合いにプレゼントしたり,サンプル用に工房で使ってもらったり,サイズが合わない様になったり汚れが落ちないものは捨てたものもあります。

手元に今あるスーツはお気に入りのものばかりなのですが,中でも気に入っているスーツを紹介させて頂きたいと思います。

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玉虫の様な光沢のソラーロと呼ばれるこの生地は,イタリア最大の毛織物産地“ビエラ”を代表するドラゴ社のもの。糸の紡績から生地までを一貫してつくるまた世界的にも珍しい生地ブランドです。

柔らかさや光沢,着心地の良さから私も大好きな生地ブランドなのですが,なかなか一般の方が着ていない色合いで仕立て屋らしい雰囲気が非常に気に入っている一着です。

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私が持っているスーツの中で最も高価なのがこちらの生地です。カシミアとシルクが混紡(混ざっている事)されている生地なのですが,生地だけで約20万ほどする高級品です。

ボローニャの生地商ドラッパーズの生地なのですが,艶感に非常に色気があり生地自体も非常に柔らかいのでとにかく仕立て映えのする一着なのです。

ゼニアやロロピアーナと言った所謂有名ブランドの生地も勿論素晴らしいのですが,私が好きなのはゼニアやロロピアーナほどの知名度はないですが独自のコレクションを展開しているこのドラッパーズやアリストン,カチョッポリ,ドラゴ(全てイタリア生地)と言った生地ブランドです。

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こちらは一番最近に仕立てた一着です。英国の名門ドーメルの中のエクセルと言うコレクションの生地です、英国生地は堅牢でシワになりにくいのが一番の長所ですが,その長所に加え生地に艶や色気があるのがこのドーメルの生地の特徴です。

英国生地の丈夫さ,そしてイタリア生地の色気。良いところを合わせて作ったとも言えるのがこのドーメル,しかもこの珍しいグリーンを生地屋さんの倉庫で見つけ即買い付けをしてしまいました。

4歳の娘に”お父さん その服何色なの??”と怪訝そうな顔で見られた逸品です(笑)

生地の事を中心に書いていますが,この3着のスリーピースは全て同じサイズ感で,同じ職人さんに縫って頂いているので全く同じ仕様,全く同じシルエットです。

持っているスーツを全て同じシルエットにする為に,週一度のトレーニングと食事制限を継続しています。勿論これは健康の為もあるのですがそれよりも自分のシルエットを変えない事により,記憶に残りやすい存在になる為です。

来月は又イタリア出張に一週間ほど行きます。秋冬生地の買い付けの為なのですが,今年秋冬はどんなスーツを仕立てようか?今から楽しみでなりません!

この記事を書いた人
末廣徳司の画像
末廣 徳司
株式会社イルサルト 代表取締役社長

日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋


経営者、政治家、医師、作家、講演家、
士業、芸能人、スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる


ことをミッションにしている。

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