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話のネタになる!何故タキシードのパンツには測章がついているのか?

服のディティールには様々なものがあるのですが,それぞれが意味があるものばかりなのです。現在使われている服には,かつて着られていた服に対するオマージュが残されています。

そんなお話も知っておくと又服選びが楽しくなるのですが,今日はフォーマルウエア(タキシード)の豆知識を少しお話したいと思います。普段あまり着る事のないタキシードなのですが,こんな仕様になっているのをご存じの方も多いのではないでしょうか?

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パンツの側面に側章がついていたり

ARY70803ボタンが通常のボタンでななく,生地でくるんだボタンだったり

ARY70817ジャケットの腰ポケットの一部に裏地が使われ,しかも蓋がついていなかったり

これらは仕様には全て意味があります。フォーマルウエアと言うのは非常に大切なシーンで着るものなのですが,その大切なシーンでは感情面や身だしなみにおいても決して隙や舞台裏を見せてはならない,という精神の現れがこれらの仕様に繋がっているのです。

舞台裏を見せない為に,パンツの縫い目は側章で覆い,ボタンは生地を使った飾りボタンでボタンを覆い,ジャケットの蓋の部分も同じ生地で多い,舞台裏を全て隠すためにこの様な仕様になっているのです。又ジャケットの蓋は元々埃やゴミが入らないようにする為のものなのですが,フォーマルウエアは部屋の外では着る事がない事から元々この蓋がついていないのです。

こうした事を知るだけで又服選びが楽しくなりますので,話のネタに是非覚えておいてくださいね!

この記事を書いた人
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末廣 徳司
株式会社イルサルト 代表取締役社長
『主役スーツ』 一度きりの人生という舞台で、主役を演じきる衣装を仕立てる、日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。セルフブランディングで独自化を必要とする経営者,政治家,医師,作家,講演家,士業,芸能人,スポーツ選手に至るまで10年間で14,000名を超える顧客を口コミだけで開拓する。 日本経済新聞社主催で経営者向けの着こなし術セミナーや,コラムも執筆。

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