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経営者には確信が薄くても伝え続ける覚悟が必要

”経営者にとって服とは企業ブランドを作り出すメディアである”

私の考え方を一言で表すとこの言葉になるのですが,この言葉に辿り着いたのは一年半ほど前に出場したセミナーコンテストグランプリ(通称セミコングランプリ)でした。

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セミコングランプリとはパーソナルブランド協会の立石剛さんが主催されているイベントなのですが,自分の経験を再現性の高いノウハウにまとめ10分間のセミナーで発表するというものです。全国各地で予選が開催され,予選を勝ち抜いた人が7人,最後のグランプリのステージに立ち自分のオリジナルセミナーをすると言う催しです。私の時にも建設会社で勤務されている方,美容院のコンサルタント,美脚トレーナー,健康アドバイザー,書家など様々なお仕事をされている方でグランプリの座を争いました。

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経営者専門のスーツ仕立て屋のブランディングをする上で,このセミコングランプリは非常に大きい経験でした。2014年のセミコングランプリを東京で見たのがセミコンに出会ったキッカケだったのですが,立石さんに言われたのが“ノウハウとは再現性のあるものでないといけない”と言う言葉。

それまで自分さえ出来ればノウハウになる、そう思っていた私にとって衝撃的な言葉でした。と同時に自分もこの舞台に立ってみたい。そう思ったのです。セミナー講師になりたいと思っていたわけではないですが、沢山の人の前で自分の経験したことをノウハウとしてお話させて頂く事に魅力を感じました。そして2015年10月の大阪大会に出場する事を決め、セミコンへの挑戦が始まったのですが、グランプリまでの道は平坦ではありませんでした。何しろ自分さえ出来れば良いと思っていた私にとって自分の仕事を細分化し、言語化し、そこからノウハウとは何かを探していく事は今までした事のない経験で苦しく大変な作業でした。

しかしその苦しい作業をしていく中で自分は誰に何を届けていくのか?と言う仕事の本質的な部分に真剣に向き合うことが出来たのです。

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そしてもう1つ立石さんに何回も言われたのが”経営者にとって服は何かを一言で言いきってください”と言う事。言葉が多くなるのは自信がなく,ぶれている証拠。一言で言いきる事が出来なければ相手に伝わらない

これが本当に難しかったです,何回練り直して立石さんに話しても”伝わらない”の一言。あまりにもダメ出しをされるので私の事が嫌いなのではないとかと真剣に思った事もあります(笑)”経営者にとって服とは企業ブランドを作り出すメディアある”と言う言葉に辿り着き,立石さんからもようやくOKをもらい,セミコングランプリの舞台に立つ事が出来たのですが,今から考えるとあの時はまだ腹に落ちていませんでした。

話しながらも100%の確信がない,少し迷いもありました。グランプリで優勝が出来なかったのはここに原因があったのだろうと今考えたら思います。

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しかしそこから講演会でお話しする時には必ずセミナー内容のメインに”服の概念を変える”内容を持ってきて,ブログ,フェイスブック,ニューズレター等様々なメディアを使い,一年半の間この言葉を使い続けてきました。するとようやく自分の腹に落ち始め,最近では確信を持ってお話しする事が出来るようになってきました。何か自分の中で閃くものがあれば,自分の腹に落ちるまで言い続ける事で確信も深まり相手にも伝わるようになる。

そんな事を体感しています,自分の言葉を誰よりも聞いているのは自分だから使う言葉に気を付ける。そんな事も本で読んだことがありますが,やはり自分自身体感する事に敵うものはありませんね。人に考え方を伝えるのも時間が掛かりますが,自分自身の考え方を腹に落とすのもやはり時間がかかります。でも時間をかけて腹に落としたものは自分の信念になり,より強い確信を持つ事が出来ます

最初は確信があまりなくても自分がこれだと思った事は覚悟を持って伝え続ける,そして決めた事は実践し続ける。これからもこういった部分を大切に仕事をしていきたいと思います。

この記事を書いた人
末廣徳司の画像
末廣 徳司
株式会社イルサルト 代表取締役社長

日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋


経営者、政治家、医師、作家、講演家、
士業、芸能人、スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる


ことをミッションにしている。

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