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経営者にとって”第一印象の良さ”は大事なのか??

氾濫する第一印象と言う言葉

ウエブサイトを見ていたりすると結構目にするのが,”~~したら第一印象が良くなりますよ!”みたいな表現なのですが,私はこうしたものを目にする度に少し違和感を感じてしまうのです。

勿論第一印象は良いに越した事はないと思うのですが,第一印象だけでなく第百印象まで良い人でいたい,もっと言えば会う度にどんどん印象が良くなっていく人でいたいと私自身は思うのです。

今仲良くさせて頂いている人も第一印象からすごく良くてそこからずっと仲の良い人は少なく,第一印象は普通だったけどお付き合いをさせて頂くうちにどんどん良さが分かってきて仲良くなった方の方が私は多いです。

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うちの奥さんもそうです,奥さんとはワールドの同期入社と言うご縁で結婚をしたのですが内定式で初めて会った時の印象は”極めて普通”でした(笑)

これは少し穿った見方かもしれないのですが, ”~~したら第一印象が良くなりますよ!” の言葉の裏には,とにかく外見だけ取り繕っておこうと言うテクニック的な物にしか見えないのです。

時代と共に変わる必要なもの

物も情報もなかった以前であればそれで良かったのかもしれません。お客様との接点が少なくても物と情報がある事が価値であった時には”第一印象の良さ”が重要で,購買の決め手になっていたとも言えます。

しかし時代は大きく変わりました,物も情報も有り余り安く買おうと思えば何処でも買える,買わなくてもあまり困らない。何を買うのかも大切ですが,誰から買うのかも非常に大切で,お客様との関係性であったり絆が非常に大切な要素に変わってきました。時間と手間と愛情をかけて作り上げていくものの価値が非常に上がってきているのです。

又SNSの発達により,個人がメディアになり様々な事を発信するのが非常に簡単になり,従来の広告等を使った物を介した情報から,人を介した情報量が飛躍的に増えてきています。個人が影響力の強い信頼されるメディアになる事が非常に大切だと言う事です。

個人ブランド力をつけていくのが大切な時代で ”第一印象の良さ” だけでは勝負になりません。第一印象が0でそこからどんどん良くなっていくような深みや強み,価値が非常に重要になってきます。その為にが何故その仕事をしているのか?誰のお役に立ちたいのか?と言う志が何よりも大事になり,その志そのものが商品にもなり得ると私は考えています。

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簡単にいえば外見も良いけど,中身も素晴らしく良い人を目指す方が良いと思う。イルサルトでは,仕事への想い,他人への態度,立ち居振る舞い,所作など生き方そのものがカッコイイ人を”カッコイイオヤジ”と呼んでいて,私は人生をかけてこの”カッコイイオヤジ”を増やしていきたい,そう考えています。

第一印象を上げ過ぎるリスク

”第一印象を良くする事”に躍起になるともう一つのリスクが発生します。それはむやみに相手の期待値をあげてしまう事に繋がると言う事です。勿論期待値を上げる事は大切で,ある程度の期待値がないとサービスを受けようと思ってもらえないのですが,中身とのギャップがあり過ぎるとそこには失望感しか残らないのです。

勿論ある程度の”第一印象の良さ”は大切です,それがないと選んでもらえる可能性がかなり低くなります。でも最も大切なのは ”正しく中身を伝える外見や立ち居振る舞い” をする事です

”とにかく第一印象を良くしよう!”ではなく,”正しく中身を伝える外見を整え,第一印象で損をしない” 第一印象で好かれるよりも嫌われないことが何よりも大切なポイントです。

まとめると

恋愛でもそうなのですが急に盛り上げる恋は一瞬で終わってしまいます,最初はそうではなくてもどんどん良さを分かって頂いて長続きする事の方が価値があるのです。うちの奥様がそうだった様に(笑)

仕事は長続きすることが大切,本気の想いがないと仕事を続けることは難しいですし,そこに情熱と愛がないとモチベーションを維持する事は不可能です。長い時間と情熱をかけて作った関係性は崩れる事はなく一生の宝物になります。

ですので”第一印象を良くする事”に躍起にならなくても大丈夫です。人にはそれぞれ価値や才能が必ずあります。大切なのは如何に自分の価値や才能に気づき,その価値を表現出来るような立ち居振る舞いや外見を整える事です。

無理して印象を良くする必要はありません,大切なのは”正しく”価値を伝えきる事です。

経営者は,噛めば噛むほど味がなくなるガムではなく,噛めば噛むほど味が出てくるスルメを目指していきましょう!!

この記事を書いた人
末廣徳司の画像
末廣 徳司
株式会社イルサルト 代表取締役社長

日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋


経営者、政治家、医師、作家、講演家、
士業、芸能人、スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる


ことをミッションにしている。

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