稼ぐ経営者は考えて動くのではなく,動きながら考える
色々な方のメルマガやブログを読んでいるのですが,その中の一つが青山華子さんのメルマガです。仕事を進める際の心構えやコツを非常に毎回わかりやすく書かれているので,私も毎回非常に楽しみに読ませて頂いています。
先日のメルマガでこんな事を書かれていました。
↓↓ここから引用
【質問】
「自分にあったお客様」を見つけろといいますが、それはどうやったら見つかるんですか?自分はまだ駆け出しで、実績もほとんどありません。そんな自分でも最短で売上を上げる方法を教えてください。
【私の回答】
講師、コンサルタント、士業など、先生業というのは「知識差ビジネス」です。圧倒的に情報格差、知識差があり、かつその方たちに「お金を払ってでもお願いしたい」という心づもりがあれば、あなたが初心者でもお客様になってくれる可能性があります。
最短で売上をあげたいなら、必要なことは、
1、現状で、下手なままでも申し込んでくれるお客は誰か?
2、今までの経験やスキルを活かした土壌で勝負すること
3、やりながら急いでうまくなること
協会の認定講師や国家資格の取得者、士業やキャリアカウンセラーなど、真面目で勉強が好きな方たちに多いのが、
●実力がついてからやろう
●うまくなってからやろう
といつまでたっても勉強ばっかりしていること!お気持ちはわかりますよ。お金をいただくんだから、しょぼいものを提供してもだめ。もうちょっとうまくなってから堂々と売りたいって。でもね、そういう方たちに聞きたい。
【いつうまくなるんですか?】と。
勉強ばっかりしていても、知識は増えるけど、頭でっかちになるだけで「うまく」はなりませんよ。え?スクールで練習とかロープレをしているって???まあやらないよりはいいですけれど、練習はあくまで練習。本番を数多くこなさないと実力はつかないし実績も増えません。
さらに、こういう方たちにありがちなのが、会社員時代の仕事やバックボーンを全てゼロリセットして、「全くのゼロから」新しいことを始めてしまうこと。それって「第二新卒と同じ」ってことだってわかっています?つまり、
●年だけとってる「仕事ができない新人」
ってことです。そこでなんとかしようとするから売れないのだと思います。なぜ、「今までの経験やスキルを活かした土壌で」勝負をしないのでしょうか?ここで言う「今までの経験やスキル」というのは、デザインができるとかキャンドルが作れるとかそういう「技術」のことではありません。
会社員時代、テレアポをしていたとしたら、その応対力、もしIT関係だったらそのサポート力やヒアリング能力など、その仕事によって培われた「基礎力」のことです。まとめると、「あなたが勝てそうなところで試合に出よう」ということです。
1、現状で、下手なままでも申し込んでくれるお客は誰か?
2、今までの経験やスキルを活かした土壌で勝負すること
3、やりながら急いでうまくなること
をやったほうがいいですよということです。最初は、圧倒的に情報格差、知識差があるところからはじめてください。お客様層によっては価格が安いかもしれませんし、あなたの理想のお客様とは違うかもしれない。
でも、はじめから自分の思い通りに、「好きなことをして、理想のお客様だけに囲まれた生活」とはいきません。まずは実績を積み重ねて、ちゃんとお金も稼いで、だんだん自信も出てきて、お客様の数も増え、実力も上がり、その先に、ステップアップしたら値上げしたり、お客様を少しずつ変えていく。ビジネスってそういうものです。
↑↑↑ここまで引用
読ませて頂き唸りました。スタートアップしたり,新たな事業展開をする際にどう考え,どう行動したら良いのかが素晴らしく分かりやすく書かれています。本当にその通りなのではないかと思うのです。
どちらかと言うと私自身は考えるタイプ,考えて考えて少しだけ行動して上手く行かなかったらすぐやめる。結果が出ない人の特徴そのものです。イルサルトを立ち上げた後は多少は行動派になってきたものの,基本的には考えるタイプです。ここが自分自身の大きな課題であると思っています。
そもそも本当にやりたい事や使命に感じる事であればつべこべ考えている時間なんてなく,すぐに行動に移しているはずです。行動に移せていないと言う事は,本当にやりたい事ではないのか?単に熱量の不足です。
イルサルトのお客様を見ていて感じるのがまさにここなのです。何かを始める時に考えてから動くのでなく,動きながら考えている。おそらくものすごく考えていらっしゃる事は間違いないのですが,考えている100倍くらいは実践をされているので考えているように見えないと言ったほうが正しいかもしれません。
考えながら動き修正するの繰り返し。私自身もここを意識しとにかく実践していきたいと思います。
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