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イルサルト10周年記念パーティをどうしても開催したい理由

このブログの他に”経営者の為の信頼される着こなし術”と言うタイトルで週に一度メールマガジンを配信しているのですが,先日”イルサルト10周年記念パーティ開催に私が拘る理由”と言う題名で記事を配信させて頂きました。この記事が思いの他に様々なお声を頂きましたので,少し加筆してこちらのブログにも書いてみたいと思います。

親の会社に入ったものの全く上手くいかない

色々な所でお話をしているのでご存知の方もいらっしゃるかと思うのですが,イルサルトの創業秘話はカッコイイものでは全くありません。苦しんで苦しんでようやく少しの光明が見え,その光に向かって少しづつ前進した結果がイルサルトの立上げに繋がっていきました。

私は大学卒業後,神戸に本社のあるアパレル企業ワールドに就職をしました。海外駐在も含め本当に沢山の経験をさせて頂き,約10年ほど勤務した後にワールドを退職しました。退職後は親の経営する会社に入ったのですが,仕事は全く上手くいきませんでした。今までの人生で最も自己肯定感が低かった時期と間違いなく言えるほど毎日が面白くなく,今から振り返ると半分腐ったような状態だったのです。

DSCF7160ストレスで最高に太っていた頃

仕事の上手くいかなかった理由は自分にあります。効率を如何に上げ,売り上げを伸ばす事だけを考え,ワールドで学んだノウハウをそのまま実行したものの全く上手くいきませんでした。親の会社は郊外でミセスの婦人服屋さんを数店舗経営する会社,ターミナル性があるわけではないのでお客様がどんどんお店に来店されるわけではなく最も大切な事は”お客様との関係性を作る事”ターミナル性のある立地でどんどんお客様が来店される中で如何に効率的に商品を販売するかと言うワールドの手法とは真逆でした。

どんどん下がる売上と悪化するスタッフとの関係

状況の違いを冷静に見る事もなく,ワールドで学んだ事が正しいと思い込んでいた私は当時のお店が非効率でどんくさく前時代的なものにしか見えなかったのです。スタッフの動きも非常に遅いとか,否定的な側面しか見えてきませんでした。情緒的な判断は不要,仕事への想いは不要,考えるのは効率や費用対効果,売上のみ,そう考えていた私は様々な施策を実行しましたが全く上手くいかず売上はどんどん落ちていきました。

売上が落ち続ける時も自分は悪くない,悪いのはスタッフだと私は考えていました。スタッフとの関係がどんどん悪化し,店に行きたくない,行ってもスタッフから無視される。そんな状態が長く続きました。

図1藤村正宏先生にお会いした頃

マーケティングコンサルタント藤村正宏先生にそんな最悪の状況の時に出会い,”好きな事してみたら”の一言がキッカケでイルサルトの立ち上げに繋がったのですが,無我夢中になってイルサルトの仕事に集中できたのは2つの想いでした。一つ目は好きな事を思い切り出来るワクワク感,そしてもう一つがイルサルトの仕事が忙しくなれば親の会社にいかなくて済むという安堵感です。

最悪の跡継ぎ経営者です。

イルサルト10周年記念パーティ開催に私がこだわる理由

しかしワールドを退職するときも親の会社に入る時も,イルサルトを立ち上げる時も,そして親の会社を継がないと伝えた時も両親は私の好きにさせてくれました。あの時両親に反対されていたら今のイルサルトは存在しません,沢山のお客様とのご縁も頂いていないのです。当時4店舗あった親のお店は,今は1店舗になり数年以内にこの1店舗もなくなり廃業する事になると思います。私がきちんと継いでいれば,親が情熱をかけて作ったお店はまだ存在したかもしれません。

イルサルト10周年記念パーティ開催に私がこだわる理由がここにあります。

うちの両親が一生懸命育てた子供が人のお役に立てる様になった事,沢山のお客様に応援をしてもらえる様に成長した姿を全てを私の好きにさせてくれた両親に見せたい。その思いだけで今までやってきました。10周年記念パーティまでいよいよあと一年少しになりましたが,気持ちを強く持ち頑張っていきたいと思います。

この記事を書いた人
末廣徳司の画像
末廣 徳司
株式会社イルサルト 代表取締役社長

日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋


経営者、政治家、医師、作家、講演家、
士業、芸能人、スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる


ことをミッションにしている。

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