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ZOZOスーツのニュースを見て感じる事

ZOZOTOWNが開発したZOZOSUITが話題になっていますね。

キャプチャ

記事を引用させて頂きますね。

ZOZOスーツとは?

”同社の前澤友作社長はその目的について、「圧倒的な速度で世界中に配りまくり、体重計や体温計のように一家に一台の存在にする。世界中のお客様の体型を最も知り尽くした企業となり、データを元にひとりひとりにピッタリの服を提供する」と、語っている。

 ゾゾスーツは、ニュージーランドのソフトセンサー開発企業と共同開発されたもので、スーツの上下に内蔵された伸縮センサーをスマートフォンと通信接続すると、体のあらゆる箇所の寸法を瞬時に計測できるもの。寸法データはゾゾタウンのアプリに保存され、自身のサイズを確認できるほか、ゾゾタウンで買い物する際にはサイズに合った商品が紹介されるようになる”

これはすごい事ですね,ネットで服を買う時の懸念だった”サイズ感”がこれで解消され,ますます店舗で服を買う方が減っていきますね。目新しさもありますし,SNS上ですごいスピードで拡散していく事は間違いないでしょうからファッション業界に革命が起きますね。

仕立て屋はどうなるのか?

これを仕立て屋目線で見た時に感じるのは,”体に合ったスーツを再現性や精度高く作る”と言う意味ではAIやこのZOZOスーツの方が間違いなく上なのではないかと思います。人間の手ではどうしても誤差が出てきてしまうので。

なので”シルエットの美しさ”を売りにしている服屋さんはどんどん淘汰されていくかもしれません。ただAIではなかなか難しい部分が,同じ人でもその立場やTPOに合わせてシルエットを変化させていく事が大切なので,その調整が必要と言う意味ではスーツの世界においては人間の手に軍配が今現在では上がるのではないでしょうか?

これもAIがどんどん整備されていけば精度は上がっていくのだと思いますので,追いつかれ追い抜かれるのは時間の問題です。このニュースを見て最初に感じた事は,ただ単に服を並べたり,ただ単に体に合った服を作ると言う商売は終焉を迎えているのではないかと言う事です。

服屋さんの生き残る道

大切なのは物を売るのではなく,価値を届けること。機械では絶対に出来ないことは,お客様との関係性,五感をフルに使う事で得られる体験,店主の想いや個性溢れる特徴など。

お客様はただ単に”体に合った服そのもの”を欲しいわけではありません,身体に合っている,カッコイイのは当たり前でその上でその人の価値が伝わる装いなのか,本当の意味で自分に相応しい服を纏う事で自分の生き方や在り方を見つけることが出来る。

服はそのキッカケであり,お客様に寄り添い,一緒に価値を作りあげていく事こそが仕立て屋さんの使命であり,今後生き残っていける唯一の道なのではないかと思います。

この記事を書いた人
末廣徳司の画像
末廣 徳司
株式会社イルサルト 代表取締役社長

日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋


経営者、政治家、医師、作家、講演家、
士業、芸能人、スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる


ことをミッションにしている。

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