湯ノ口弘二さんから学んだ”経営者の在り方”の大切さ
昨日はコミュニケーションエナジー湯ノ口弘二さんとほめる達人ことほめ達 西村貴好さんとのコラボセミナーを聞きに行ってきました。湯ノ口さんの講演会に参加をしたのは今回初めてだったのですが,参加をしてみようと思ったキッカケは西村さんから直接連絡を頂いたからなのです。
ほめ達さんとはもう7.8年お付き合いをさせて頂いていて公私共々非常にお世話になっているのですが,この様にセミナーや講演会に直接誘われるのは実は2回目の事なのです。
1回目は,”経営者専門スーツ仕立て屋”のコンセプトが生まれるきっかけになった2011年に行われた次世代経営者を育てる塾です。この塾が無かったら”経営者専門”のコンセプトが生まれる事や私の仕事が今の様に変化をすることは無かったであろうと言い切れる,非常に重要な分岐点になった出来事です。
その後,ほめ達さんから直接誘っていただくことはなかったのですが,今回のセミナーは是非来た方がいいとメッセージを頂きました。そしてほめ達さんには何人かの師匠がいるのは知っていたのですが,その中のど真ん中の師匠”湯ノ口弘二さん”とのコラボセミナーとお聞きし,すぐに申込をさせて頂きました。
在り方とやり方
約2時間の湯ノ口さんのセミナー,そして約1時間のほめ達さんとのディスカッションでしたが,一瞬で時間が過ぎ最初から最後まで色々な事が頭の中を巡っていました。
私がこのセミナーを通して感じたのは”在り方とやり方”をしっかりと考える事。在り方とは,自分が何のために生きているのか?社会や人に対して貢献出来る事は何なのか?生きるビジョンや目的。そういった部分です。
やり方とは,そのビジョンを実現する為の具体的な行動内容。ワールドで勤務している時や父の会社で働いている時は,”在り方”なんかは考えた事もなく,そういったものは仕事をする上では全く不要なものと思い,効率的効果的なやり方を追求し続けていました。
しかし色々な辛い経験をする中でイルサルトの創業に辿り着き,最初は”楽しいから”だけであったイルサルトの仕事を通して〝在り方”をじっくり考え,自分が何者であるのか?何を大切に人生を生きていくのか?を考えていたつもりでしたがまだまだである事に昨日気づかされました。
在り方が本物なものが残る
正直最初から”在り方”だけを考えていたらイルサルトは生まれていなかったと思います。在り方だけだと何か規模感が大きすぎて,私の場合はななかなか具体的な行動に移すことが難しいからです。
メンズファッションが大好き!人生で初めて仕事を楽しめている!と言うところからスタートして,人に喜んでもらえる嬉しさや充実感を感じたり,自分で0からやったことが少しずつ形になっている充実感を感じる中で私自身も色々と変わってきました。
2年ほど前にほめ達さんに”イルサルトはどうなりたいの?”と聞かれたことがあります。でもその時私は即答できませんでした,スタッフを~名にして,サロンを何か所にしてみたいな事を考えた事はありましたが,ほめ達さんが聞いているのはそういう事ではなく,もっと本質的なところです。
そうした本質的な所ではまだまだきちんと自分と向き合う事が出来ていません。そろそろこの”在り方”について真剣に考えないといけない時期が来ているのだと思います,やり方である程度までは行きますが最後に残るのは”在り方”が本物なものだけです。在り方をまずは明確にすることでその在り方に相応しいやり方が見つかります。
どう在りたいのか?を明確に
イルサルトのビジョンを明確にし,常に磨き続け,ビジョンを大きく世の中に必要とされる会社になる。イルサルトを創業する前は在り方0やり方100,創業後4.5年まで在り方20やり方80,今現在は在り方50やり方50と言う感じですが,本当に大切な事は何なのか?どう在りたいのか?をじっくりと考え行動に移していきたいと思います。
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