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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2018年4月29日

山口達也さんとブランディング

 
TOKIO山口達也さん
強制わいせつの疑いで書類送検
 
このニュースが世間を騒がせていますね。
 
学生時代付き合っていた彼女が
TOKIOの大ファンで
車の中で常にTOKIOを掛けていた
(正しくは掛けさせられていた)
事を思い出しました..
 
なので結構TOKIOの歌は歌えます(笑)
 
写真 2018-04-27 21 47 31
 
出展元(ヤフーニュースより)
 
一升瓶を飲んでいたとか
アルコール中毒だったとか
色々な事が書かれています。
 
事の真相は当事者にしか
分からない事ではありますが,
山口さん自身通常の状態でなく
冷静な判断が出来ない状態であった事は
間違いありません。
 
今でこそあまりお酒を飲みませんが
学生時代は倒れるくらいまで
お酒を飲んで(飲まされて)いました。
 
記憶を無くした事は
1度や2度ではなく
気が付いたら電車の網棚で寝ていた
そんな事もあります。。。
 
色々な判断を狂わせてしまうお酒
一歩間違えば何が起こるか分かりません。
社会人として節度ある行動を
しないといけませんね。
 
このニュースを見て
私が気になったのは
謝罪会見の山口さんの装いです。
 

謝罪会見での山口さんの装い

キャプチャ出展元(エンタメより)

 
 『髪型はオールバック
  光沢ある真っ黒のジャケット
  そして真っ黒のパンツ』
 
ステージからそのまま降りてきた様な装い,
起こしてしまった事件を説明し
謝罪をする時の装いではありません。
 
どう見ても”TOKIOの山口さん”たる装い
何故謝罪会見にこのスーツで臨んだのか?
 
マネージメントのプロフェッショナル
”ジャニーズ事務所”の何か意思がある。
私はそんな風に感じました。
 

謝罪会見のプロ中のプロ

 
もし仮に謝罪会見っぽい装いを
山口さんがしていたらどうなっていたのか?
 
ここで謝罪会見のプロフェッショナル(笑)
石田純一さんの謝罪時の装いを見てみましょう
 
キャプチャ
出展元(デイリーより)
 
 
普段の石田さんからは考えられないような
落ち着いた薄めのグレーのスーツ
謝罪のシーンでは
一般的にこの様な優しい色を着る事が多いです。
 
ちなみに石田さん
謝罪会見の時は常に上から下まで
この装いです(笑)
 
何故かと言うと,優しい色目には
ひとの気持ちを和ます効果があるからなのです。
 

ジャニーズ事務所の狙い

もし仮に山口さんが
こうした優しい色のスーツを着て
謝罪会見を行っていたらどうなっていたか?
 
反省の気持ちは伝わるかもしれませんが
それまでの山口さんのイメージが
大きく崩れてしまいます。
 
ジャニーズ事務所としては
ここまでの大きな騒ぎになると思っていなかった。
 
反省の気持ちを印象付けるよりも
山口さんのイメージを変えない事を優先し
”普段通りの山口さん”で会見に臨んだ
 
そこが狙いだったのはないかと思います。
 

ブランドを創る経営者の装い

経営者は自分像を確立させるために
着る色や形をむやみに変えない方がよい。
 
これが私の持論なのですが
 
常に同じような色や形をまとうことで
発するイメージが変わらずに
結果的に”個人ブランド”が
創られていきます。
 
20150224022154
 
 
スティーブジョブズさんは何故常に
黒いタートルにデニムだったのか?
 
ここに大きなヒントがあります。
 
仮にスティーブジョブズさんが
時にはスーツ
時にはアロハシャツ
の様に見るたびにに違う格好を
していたらどう感じますか?
 
あれ・・・
ジョブズさん何かあったのかな?
会社の調子悪いのかな?
 
色々な憶測を呼ぶこと間違いありません。
 
常に同じ色,形をまとう事は
変わらぬ企業姿勢やメッセージを
伝えるには非常に有効な手段なのです。
 
又ミニマリズムの追求と言う
アップル社の製品理念を
自身の装いを使っても伝えていました。
 

経営者の装いとは?

そういう意味で言うと
 
 『経営者の装いは
  メディアになり得る』
 
と言う事が出来ます。
 
日々の仕事服は
そこまで意識する必要はありませんが
 
 ここぞといった場面の
 ”経営者のしての服”や
 プロフィール写真の服は
 色形を常に同じにすることで
 より人の記憶に強く刻み込まれます
 
自分ブランドを創り出したい経営者は
”色と形”を同じにする事を
意識していきましょう!

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ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。