2018年6月16日
経営者が知っておくと得をする『ファッショントレンド』の話
ピッティウオモが始まり じっくりと展示会場を 見て回っています ここ数年のトレンド 『クラシック回帰』 は変わりませんが 流れが変わり始めている のが感じられます ◆クラシック回帰とは? クラシック回帰とは 『普遍的なものに また戻りつつある』 と言う意味です 『ファッションの流れ』 と言うのは一定周期で 変化をしていくもの 特にレディースは トレンドの変化が早く 毎シーズン大きく変わります メンズの場合は そこまでではないものの 『トレンド』は存在します ◆レオンの表紙変更! クラシック回帰を ものすごく簡単に例えると 雑誌レオンの表紙が ジローラモ ↓↓↓↓↓ ダニエルクレイグ 出展元 エルオンラインより に変わったようなものです(笑) ◆ラテンから英国へ ラテン血中濃度高い 『チョイ悪全開ファッション』 が飽きられ始め 正統派紳士の 『英国紳士的身だしなみ』 が注目をされている 出展元 映画”キングスマン”より と言う事なのです ◆世界的に進むカジュアル化 クールビズ,ウオームビズで 『カジュアル化』が進むのは 日本だけではありません ファッション専門家が集まる このピッティウオモでも スーツ姿の方は減っています 正しく言うと 『スーツをきちんと 着る事の出来る』 人が激減しているのです ◆トレンドの別の捉え方 これは危機的な現象です 着物の『正しい』着方を 伝承することの出来る 日本人が減っているのと同様
和服の素晴らしさを
伝え続ける和多田泰久さん
スーツの『正しい』着方を 伝承することの出来る 西洋人が減っているのです 『正しいスーツ文化を 継承するチャンス』 と捉えると クラシック回帰は 非常に喜ばしいことです ◆本質をとらえる 西洋で生まれたスーツを 東洋で扱う者として 『歴史を学ぶ』ことは 責任とも言えます トレンドと言う言葉に 踊らされることなく 『本質』を伝え続ける そんな視点で 展示会視察をしています ◆クラシック仕様とは ”クラシック回帰” この言葉では伝わらないので 具体的な仕様を 紹介をさせて頂きますね ※チェンジポケット 腰ポケットの上に 小さなポケットが もう一つつく仕様 ※ベルトレスパンツ ベルトで留めず 脇に尾錠があるパンツ ※低いゴージライン 襟位置が低いところにある ジャケット ◆100年スーツ 実はこうした仕様は 8月から展開するブランド ilsarto classico di napoli で採用させて頂いている仕様 ばかりなのです 新ブランドのテーマを 一言で言うと 『100年スーツ』 親から子へ 子から孫へ 受けつがれる 時代を超えるスーツ 今回展示会視察に来て 『コンセプトと仕様』 が正しかったことを はっきりと認識出来ました 最も大きな収穫ですね 今回のイタリア出張も 残り1日になりました 色々な事を吸収して 帰りたいと思います↓
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