2018年7月9日
英国紳士は雨が降っていても何故傘をささないのか?
西日本を中心とする 何十年ぶりかの豪雨 自宅のある神戸は 山が多い地区なので 近くでも土砂崩れが発生し 被害を身近に感じました 次には 台風も近づいているので 警戒を弱めないように 気を付けていきましょう! ◆フォックスアンブレラ この豪雨の中 私が使っていたのは イギリスの傘ブランド ”フォックスアンブレラ” 形が非常に華奢で エレガントなので 非常に気に入っています ただ『弱点』があるのです それは。。。 豪雨の時に使うと 雨が『漏れて』くるのです。。 ◆傘をささない英国紳士 濡れないように 身体を守るのが 傘の役割 私たち日本人は そう考えていますが フォックスアンブレラの国 英国ではそうではありません 英国紳士は 多少の雨では傘をさしません 正しく言うと 傘を『持っている』のに 傘を『さそうとしない』のです 持っている『だけ』の傘 どんどん降る雨 すごく不思議に感じました ◆傘をささない理由 何故傘をささないのか? と英国人に聞くと 驚く答えが返ってきました 傘はさしたら 形が美しくなくなる 傘は畳んでいるのが 最も形が美しい いや・・・・ 分かるけど濡れるやん(笑) ◆フォックスの目的 フォックスアンブレラが 豪雨の時に『漏れる』 原因が良く分かります フォックスアンブレラの 第1の目的は『装飾』 元々防水機能は弱く 生地に光沢があり 畳んでいる時の『美しさ』 を優先しているのです ◆雨具と言えば外套 英国では 『傘』を使う文化が 元々存在しなく 伝統的な雨具 と言えば『外套』 マッキントッシュという レインコートが開発され イギリス全土で大流行 私もマッキントッシュ愛用者! 外国から 傘が入ってきたものの それは『女性用日傘』 英国紳士は そんな『軟弱なもの』 と使う事をしません ◆傘が傘でない 傘職人は どうしたらこの英国紳士達に 傘を持たせる事ができるのか と考えます そこで思いついたのが 彼らが好んで使っている ステッキの様な傘 英国紳士にとって 傘は傘ではなく 雨の日も使える『ステッキ』 なのです ◆西洋の傘の特徴 英国の傘だけでなく イタリアの傘も同じで 豪雨の際は必ず『漏れます』 値段もそれなりにする 高級ブランド店で売っている 雰囲気は非常に良い でも豪雨の時は 1000%漏れるのが西洋の傘 ◆豪雨,台風対策の傘とは 雨が漏れてくる! とクレームしても 『傘のような顔していますが これは傘ではありません』 と言われるでしょう(笑) 普段は決して薦めない 持ってほしくない 『500円ビニール傘』 しかし 豪雨,台風という有事の際は ビニール傘が最強なのです 無くしたとしても ショックを全く感じないのも ビニール傘のメリットです 小雨→ブランド傘 豪雨→ビニール傘 と賢く使い分けましょう!↓
はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
記事を気に入ったらシェアをしてね