2018年12月16日
イルサルト創業10年経ち,ようやく浄化された『ある想い』
vol.4761 こんにちは! 日本で唯一の 経営者専門スーツ仕立て屋 イルサルトの末廣徳司です 装いを通し 『会社の顔』に相応しい 経営者を創り上げるお手伝い 今日もここに向けて 全力で仕事したいと思います ◆くすぶり続けていたある想い 2018年もあと2週間 いよいよ年の瀬ですね 年が明ければ 節目となる創業10周年まで もう目前まで迫ってきます 節目を前にし創業の頃から 持っていた『ある想い』が 少し変化をしています イルサルトの創業前 私は父の経営する会社で 二代目として働いていました 父の会社に入る前は アパレル大手のワールドで 10年間ほど勤務していました ワールドでの仕事は 数百億規模 父の会社は わずか数億規模 ワールドで様々な経験をし 私は『自信満々』で 家業に戻りました 正直『ちょろい』 と考えていました ◆予想外の事態 息子が帰ってきた! と言う事で 社員さん達も最初は 暖かく迎えてくれました ワールドで学んだ事を 私はどんどん実践しました! 3年で売上は倍になる! 私はそう確信していました ↑↑↑ ワールド時代の仲間と しかし 3年で 売上半減 私がした様々な施策は 全て裏目に出てしまい 状況は悪くなるばかり でもそんな時も 私は『社員が悪い』と 思い込んでいたのです そんな私を社員さん達が 受け入れるはずもなく 関係はどんどん悪化し 私は立場を失いました ◆人生最悪の日々 この時の詳しい話は 又別の機会に書きますが 人生最悪の状況に 私は追い込まれました 自己肯定感最低 誰からも必要とされない 毎日が面白くない そんな最悪の時に 藤村正宏先生に出会い 好きな事したらいいじゃん! の一言が イルサルトの立上げに 繋がっていきました そこから10年間 脇目もふらず仕事出来たのは 強いコンプレックスを 払拭したかったから 勿論服が好きなのはあります でもそれをはるかに凌ぐのが 強いコンプレックスでした ◆コンプレックスとは? 私が感じていた 大きなコンプレックスは 家業を継ぐことが 出来なかった 親の期待に 応えられなかった 典型的なダメ跡継ぎ になってしまった というもの だから 周りにいる後継者さんには 複雑な思いを持っていました ※ 事業継承出来ていることへの 妬み,劣等感 ※ 自分は事業を立ち上げた と言う優越感,自負 腹には黒くドロドロとした 色々なものがありました ◆想いの変化 そのドロドロとしたものが 段々と変化をしてきました 何故変化をしたのかと言うと ※ 時間の経過 ※ 沢山の跡継ぎ経営者と 触れ合ったこと ※ 自分自身経営者として 色々な経験をしたこと ※ イルサルトの事業が 何とか軌道にのったこと このどれかが欠けても 気持ちに変化は起きなかった そんな風に思うのです その気持ちの変化の表れが 今年発表した『100年スーツ』 ◆100年スーツとは? 経営者の熱い想いを 次世代に継承し 100年企業になっていく お手伝いをしたい そう感じスタートしたのが 100年スーツです 『会社の顔』として 企業を継承する方に 『継承する事の 大切さ,難しさ,覚悟』 と言った想いが織り込まれた 『特別の1着』を仕立てたい そう感じました 強いコンプレックスを 持っていた頃なら 考えられないことです ◆イルサルトのミッション 大切な会社を 次世代に継承したい経営者に 『会社の顔として相応しい』 姿を作るお手伝い これこそがイルサルトの ミッションなのではないか? そんな風に思えてきました そう考えると 『継げなかった 強いコンプレックス』は 『イルサルト最大の強み』 に変わるのです ↑↑↑ 兄弟でバトンを受け継ぐ 重吉高行さん 継げなかった私だからこそ 分かる継承する事の大切さ 継げなかった私だからこそ 永続する企業を作るお手伝い をする事に使命感を感じる そんな風に思うのです ◆100年企業を作る と同時に感じる事があります それは イルサルトも 100年企業にしたい と言う想い 100年先も 創業者のスピリットを継承し 世の中に必要とされる会社 になれば どんなに素晴らしいだろう と感じるのです 創業10年経ち 色々な経験をする中で やっと気づきました 自分の使命を意識し しっかり仕事をしていきます↓
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