2019年4月29日
大塚家具バトルはあらゆる会社で起こり得る
vol.4894 こんにちは! 日本で唯一の 経営者専門スーツ仕立て屋 イルサルトの末廣徳司です 装いを通し 『会社の顔』に相応しい 経営者を創り上げるお手伝い 今日もここに向けて 全力で仕事したいと思います ◆大塚家具和解へ 大塚家具の久美子社長が 父 勝久氏と4年ぶりの面会↓出展元 日経新聞 2015年のお家騒動から4年 ついに和解に向けて 動き出したようです このニュースを見て 私が最初に感じたのは 久美子社長 相当困っているんだ・・・ ということ ◆背水の陣が人を変える お家騒動以来 業績は低迷し 施策が悉く裏目に出る 何をしても 全く上手くいかない 資金も尽きかけている 背水の陣に追い込まれ 頼れるのはもう 父親しかいない そう感じた久美子社長が 選んだのが和解への道
出店元 スポーツ報知 様々な想いがありながらも まず自分が変わろうと決め 行動に移した久美子社長は すごいと思います 父勝久さんの コメントも印象的でした 久美子社長が変わるのに 私が変われないわけが ないじゃないですか ◆創業者と後継ぎ 経営方針を巡って 創業者と後継ぎが揉める これはよくあることです 創業者も後継ぎも 会社を良くしたい と考えているのは同じ 良くするための 方法論が違うだけです
出店元 日テレ24 0から事業を興す創業者は 異常な行動力や想いの強さで レールを引いていきます 対して後継ぎは 論理的に筋道を立て 考えるのが得意な人が多い 良い悪いではなく そもそも才能が違うだけです お互いの価値観を認め 変化し歩み寄ることで 新しい可能性の扉が開く と思うのです ◆後継ぎタイプの私 私は完全に後継ぎタイプ 理論立てて考えるのは 比較的得意なのですが 直観力や閃き力に乏しい 父の会社にいる時も 数字分析ばかりしていました
そんなある日 父に言われた事があります 数字とにらめっこして 数字が変わるんだったら 見た方がいいと思うけど 変わらないんだったら そんなに見なくても いいんじゃないの 言われた瞬間カチーン! 勘と度胸で勝負できた 昭和の経営者は楽でええなあ! と(心の中で)叫びました(笑) ◆私の変化 数値化して考えることが 何よりも大切! そんな私が変われたのが イルサルトの立上げです 生まれて初めて 好きを仕事に取り入れた事で 必要とされる喜び 自分の生きる意味 など数値化出来ないものの 価値を感じ始めたのです
数字ではなく 目の前のお客様に どう喜んでもらうのか? だけを考えていると 段々と道が拓いていきました ◆想いと経済 会社経営を10年して 感じることは 『想いと経済』 この両輪を意識すること ※ 想いとは志 ※ 経済とは数字 想いだけなら ボランティアと同じ 経済だけなら 長続きしません
数値化出来るもの 数値化出来ない価値 常にこの両輪を意識し 世の中に必要とされる 会社を創っていきます
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