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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2020年6月14日

私が愛した2人の上海人女性

vol. 5306   



こんにちは!
イルサルト末廣徳司です





『主役スーツ』

一度きりの
人生という舞台で
主役を演じきる
衣装を仕立てる

日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋





今日も
お客さまの人生を彩る
仕事をしていきます!





◆懐かしい写真

写真を整理していると
懐かしい1枚が出てきました

今から18年前の2002年
上海で仕事していたころ





一緒に映っている女性は

連敏さんと徐君さん

2人とも美人で頭がよく
すごく仕事ができました

この2人に
どれだけ助けられたか・・





写真を見ていると
色々なことを想いだし
泣きそうになりますね・・・

◆上海での生活

2001年から2004年まで
私は中国にいました

最初に上海にいき
そのあと北京に異動
合計4年間の中国生活





 上海に渡ったキッカケは
 社内公募制度でした

 現地法人である
 上海ワールド事業を
 強化するための増員

 応募をした理由は
 「会社をやめる力」
 をつけるためです

当時のワールドは
40歳以上の社員を対象に
リストラを進めていました


業績は悪くないなか
目的は不採算人員削減


それを見て
自分もいつかはそうなる
そうなる前に他でも通用する
力をつけないとマズイ・・

そんな理由でした

◆理想と現実

2000年12月に異動が決まり
2か月間の語学研修をうけ
翌年2月に上海に渡りました




ちょうどその頃
漫画の島耕作も上海駐在中

タワーマンションに住み
豪華プールで泳いでから出勤
そして色々な女性との
アバンチュール(死語ですね、。)

自分も島耕作ばりの
優雅な駐在生活を送れるのか~

こりゃ~楽しみだウッシッシ!

なんて思っていたのですが
現実はまるでちがいました・・




 駐在という響きは良いですが
 実際は工場と家の往復

 朝早く郊外の工場にいき
 1日中工場内を走りまわり
 疲れきって帰ってくる

 夜は家の近くの日本食屋で
 ひとり寂しく飲む・・・

 そして泥のように寝て
 翌日早朝から工場に出勤






あー
僕のアバンチュールは
いづこへ~~

◆濃厚な時間

北京に異動してからは
オフィス勤務にかわり
駐在員っぽくなりましたが
上海時代はそんな感じ

でもこの上海の思い出は
今でもキラキラと輝き
忘れることができません





中国語も話せなく
ニットの知識もない私には
当時非常に辛い毎日

慣れない海外生活と
仕事のストレスで
半年で体重が10キロ以上減り
出社拒否寸前までいきました





そんな私を助けてくれたのが
連さん徐さんをはじめとする
現地スタッフのみんなと
ワールド駐在員の先輩方

あのメンバーじゃなかったら
間違いなく日本に帰されていた

今でもそう断言できる
素晴らしい仲間、宝物です

最後上海を離れるときには
500名の現地スタッフが
私の歌を作り
送り出してくれました

私の人生の中で
最も濃い時間を過ごした
といえる時期です

◆モノ作りとは?

モノ作りの最前線で
仕事をすることが出来たのは
本当に大きな経験です




 モノ作りの仕事は
 100点以上を出しにくい

 ”納期通り” 
 ”コスト通り” 
 ”ミスなく” 

 これが当たり前

 ありがとう!
 と言われることはありません

 客先からの電話は
 ほぼ100%クレーム

 電話が鳴るたびに
 「今度は何が起きたのか? 」
 とビクビクしていました





だから感謝をされると
ものすごく嬉しいのです!

◆作り手との関係性

注文を出すほうが上

そんな考えを持っていたら
良い関係を作る事は不可能

良い関係性があって初めて
素晴らしい商品が
出来上がります

如何に作り手の方々に
こちらを向いてもらえるか?

注文を沢山出すだけでなく
関係性を如何に深めるのか?


この2つが非常に重要です 






お客様に接するように
作り手の方々と接する

イルサルトでは
この想いを大切にしています



私たちの想いが伝わり
作り手の方々との関係が
本当に良くなってきました

これからも
作り手側との関係性を大切に
よりよい商品を届ける体制を
作り上げていきます!



はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。