私が愛した2人の上海人女性
vol. 5306
こんにちは!
イルサルト末廣徳司です
『主役スーツ』
一度きりの
人生という舞台で
主役を演じきる
衣装を仕立てる
日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋
今日も
お客さまの人生を彩る
仕事をしていきます!
◆懐かしい写真
写真を整理していると
懐かしい1枚が出てきました

今から18年前の2002年
上海で仕事していたころ
一緒に映っている女性は
連敏さんと徐君さん
2人とも美人で頭がよく
すごく仕事ができました
この2人に
どれだけ助けられたか・・
写真を見ていると
色々なことを想いだし
泣きそうになりますね・・・
◆上海での生活
2001年から2004年まで
私は中国にいました
最初に上海にいき
そのあと北京に異動
合計4年間の中国生活
上海に渡ったキッカケは
社内公募制度でした
現地法人である
上海ワールド事業を
強化するための増員
応募をした理由は
「会社をやめる力」
をつけるためです

当時のワールドは
40歳以上の社員を対象に
リストラを進めていました
業績は悪くないなか
目的は不採算人員削減
それを見て
自分もいつかはそうなる
そうなる前に他でも通用する
力をつけないとマズイ・・
そんな理由でした
◆理想と現実
2000年12月に異動が決まり
2か月間の語学研修をうけ
翌年2月に上海に渡りました
ちょうどその頃
漫画の島耕作も上海駐在中
タワーマンションに住み
豪華プールで泳いでから出勤
そして色々な女性との
アバンチュール(死語ですね、。)
自分も島耕作ばりの
優雅な駐在生活を送れるのか~
こりゃ~楽しみだウッシッシ!

なんて思っていたのですが
現実はまるでちがいました・・
駐在という響きは良いですが
実際は工場と家の往復
朝早く郊外の工場にいき
1日中工場内を走りまわり
疲れきって帰ってくる
夜は家の近くの日本食屋で
ひとり寂しく飲む・・・
そして泥のように寝て
翌日早朝から工場に出勤
あー
僕のアバンチュールは
いづこへ~~
◆濃厚な時間
北京に異動してからは
オフィス勤務にかわり
駐在員っぽくなりましたが
上海時代はそんな感じ
でもこの上海の思い出は
今でもキラキラと輝き
忘れることができません
中国語も話せなく
ニットの知識もない私には
当時非常に辛い毎日
慣れない海外生活と
仕事のストレスで
半年で体重が10キロ以上減り
出社拒否寸前までいきました
そんな私を助けてくれたのが
連さん徐さんをはじめとする
現地スタッフのみんなと
ワールド駐在員の先輩方

あのメンバーじゃなかったら
間違いなく日本に帰されていた
今でもそう断言できる
素晴らしい仲間、宝物です

最後上海を離れるときには
500名の現地スタッフが
私の歌を作り
送り出してくれました
私の人生の中で
最も濃い時間を過ごした
といえる時期です
◆モノ作りとは?
モノ作りの最前線で
仕事をすることが出来たのは
本当に大きな経験です
モノ作りの仕事は
100点以上を出しにくい
”納期通り”
”コスト通り”
”ミスなく”
これが当たり前

ありがとう!
と言われることはありません
客先からの電話は
ほぼ100%クレーム
電話が鳴るたびに
「今度は何が起きたのか? 」
とビクビクしていました
だから感謝をされると
ものすごく嬉しいのです!
◆作り手との関係性
注文を出すほうが上
そんな考えを持っていたら
良い関係を作る事は不可能
良い関係性があって初めて
素晴らしい商品が
出来上がります

如何に作り手の方々に
こちらを向いてもらえるか?
注文を沢山出すだけでなく
関係性を如何に深めるのか?
この2つが非常に重要です
お客様に接するように
作り手の方々と接する
イルサルトでは
この想いを大切にしています

私たちの想いが伝わり
作り手の方々との関係が
本当に良くなってきました
これからも
作り手側との関係性を大切に
よりよい商品を届ける体制を
作り上げていきます!
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ぜひ読んでください!