40歳の部長でも間違う!スーツのマナー
vol. 5305
こんにちは!
イルサルト末廣徳司です
『主役スーツ』
一度きりの
人生という舞台で
主役を演じきる
衣装を仕立てる
日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋
今日も
お客さまの人生を彩る
仕事をしていきます!
◆船場ビルディング
イルサルトの入る
船場ビルディングは
大正14年に出来た古い建物
住所とオフィスが併設された
当時としては珍しい造りです
イルサルトのある4階は
舞踏会が行われていたらしく
シャンデリアをつけるために
天井の高さが4mあるのです!
大正から昭和初期にかけて
舞踏会が行われていた場所で
仕立て屋を出来ているのは
すごくロマンを感じますね~

いまは100%オフィスビル
色々テナントが入ってるので
飛び込み営業のかたが
結構入ってくるのです・・・
◆飛び込み営業
飛び込み営業出来る人って
素直にすごいと思います・・・
断られるのが基本
話を聞いてもらえるのは稀
ひたすら数をこなすことで
成果を上げていく
鉄のメンタルですよね・・・
私には到底できません

事務用品
果物
株
不動産
色々なものを営業されます
そして飛び込みかたも様々
可愛い女性が甘えるように
お願いしてくることもあれば
言いたいことを早口で
まくしたてる人もいる
汗だくのネクタイを
目の前で雑巾のように絞り
僕こんなに頑張ってるんです!
とアピールする人もいました(笑)
色々いて面白いのですが
接客中に入られると困るので
いまは接客に集中するため
鍵をしめるようにしています
◆部長と新入社員
男性2人が飛び込みで
営業に先日こられました
コロナの時にすごいな・・
とは思ったのですが
コロナで時間があったので
聞いてみることにしました
すると、時間あるときだから
逆に話を聞いてもらう率が
ぐんと上がるのらしいです
お客様が来れないんだったら
こちらからいく!
さすが飛び込み出来る人は
考え方がちがいますね。。。

売りものは金融商品
営業一筋20年の40歳部長と
新入社員の22歳の2人
40歳部長は
かなり営業成績も良いらしく
自信がみなぎっています!
22歳新入社員は
緊張をしているのか
私とは目を合わせない・・・
商品説明はすべて上司
上司のプレゼンを横で
熱心にメモする新入社員
◆上司のアドバイス
ひとしきり説明したあと
こちらは
スーツ屋さんなんですね
と上司がひとこと
それも知らんかったんかい!
と心の中でツッコみましたが(笑)
そのあとの上司のコトバに
更にツッこみそうになりました
ええか〇〇くん
スーツの着方教えとくわ!
スーツの前のボタンは
全部留めるもんや!
2つボタンでも
3つボタンでも同じや!
ボタンを留めることで
気分も引き締まるし
ちゃんと見えるんや!

さすがにその場で否定すると
上司のメンツ丸つぶれなので
こっそりメールしましたが
これは「まちがい」です!
正解は
「スーツの一番下の釦は外す」
これは2つボタンでも
3つボタンでも同じです
◆ボタンのマナー
スーツの
一番下のボタンは外す
これは
スーツの着方の基本中の基本
ぜんぶ留めておけば
いいんじゃないの?
と思われる方も多いですが
留めてはいけないものです

その理由は
「一番下のボタンは飾り 」
そもそも一番下のボタンは
釦ではなく飾りなので
留めるものではありません
またスーツの形は
2つボタンであれば上のボタン
3つボタンであれば真ん中
が最もくびれのある場所で
このくびれを起点に
緩やかに広がっていきます
一番下のボタンを留めると
この広がりが美しくなく
シルエットが崩れるのです

スーツの着方
基本中の基本は
「一番下のボタンは留めない」
このルール
ぜひ覚えておいてくださいね!
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