スーツにダウンベストを着るととんでもなくダサくなる
vol. 5453
こんにちは!
イルサルト末廣徳司です
『主役スーツ』
一度きりの
人生という舞台で
主役を演じきる
衣装を仕立てる
日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋
今日も
お客さまの人生を彩る
仕事をしていきます!
◆服を構成するもの
服って単純に言えば
色×カタチ×素材感
の組み合わせ
この3つをかけ合わせる事で
パターンは限りなく
作ることが出来るのです
服の世界は
すごく面白いですね~
この3つの要素のなかで
最も難しいのが「素材感」

色は、濃淡
カタチは、大小
とある程度はわかりますが
素材感は判断がむずかしい
着こなしがイマイチな人は
たいがいこの素材感を
間違っているのです
◆ステキとイマイチ
センスは人によってバラバラ
すごく感覚的なものですが
あの人の着こなしは
ステキだ!
あの人の着こなしは
イマイチだ!
これは多くの場合一致します

ステキな着こなしと
認識される人は
多くの人からそう思われる
イマイチな着こなしと
認識される人は
多くの人からそう思われる
人によって違うはずの
センスが結局のところ
同じ様な結果になるのです
◆ステキとイマイチを分けるもの
ではなにがこの
ステキとイマイチを
わけるのか?
これが素材感
もう少し詳しく言えば
素材感の組み合わせ
この組合わせを間違えると
とんでもなくイマイチな
着こなしになるのです

ステキな着こなしの人は
全体の素材感が
統一されています
なにが統一されているのか?
というと素材の季節感
よくある例でいえば
スーツの下に
ぶ厚いニットは✕
一般的なスーツは
生地が薄く冬っぽくない
その中にぶ厚いニットは
季節感があいません
1つのコーディネートに
春と冬が混在するので
イマイチに見えるのです
スーツに下に着るなら
薄いニットにする
ぶ厚いニットを着るなら
冬の素材感のジャケット
これだけで
素材の季節感が統一され
ステキに見えるのです
◆スーツにダウンベスト
スーツの下に
ダウンベストを着る
これも冬になると
よく見かける組み合わせ
でもこの組み合わせも
素材感を間違えると
とんでもなくイマイチ
になってしまうのです

素材の季節感でいえば
ダウンは真冬物で
なおかつカジュアル物
本来でいえば
スーツとは素材の季節感も
テイストもちがうものなので
混ぜたらキケンなのです!
素材の季節感をあわせるなら
冬の素材感のもの
テイストも合わせるなら
スーツでなくジャケットなら
ステキに着ることが出来ます

服は
色×カタチ×素材感
の3つの組み合わせ
色は、濃淡
カタチは、大小
素材感は、薄い分厚い
特に3つ目の素材感が
ステキ/イマイチを分けるので
ぜひ素材感をあわせることを
意識してくださいね!
はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!