2014年7月15日
ボクの履歴書 vol.6 (スタイリングを全否定される毎日!)
今までの履歴書はコチラからご覧下さい!ここの所毎日書いている末廣徳司の履歴書も6回目。今までの履歴書はコチラからご覧下さい!
奇跡的にユナイテッドアローズの面接に受かったものの、全くお店に立たせてもらえずストック整理の毎日。さすがにおかしいと思って藤川洋店長に聞いてみました。”何故毎日ストック整理なんですか??”すると藤川店長は一言。”悪いけどその格好じゃお店に立たせられないよ!”
当時はセレクトショップの黎明期。UAもまだ5-6店舗しかない時代で、お客さんも店のスタッフも言わばファッションの最先端の方が集まるお店でした。当時の販売員さん達は個性も強かったですが、仕事に対するプライドやプロ意識が非常に高い人たちでした。
ボクみたいなずぶの素人を店頭に立たせるわけにはいきません。毎日毎日ダメ出しの日々が続きます。特に厳しいダメ出しをしてくるのがIさん。”よくその格好でここまで来たね” ”その服本当に自分でイイと思って選んだの?”そして最後は上から下までジロっと見て何も言わない。無言のダメだし、これが一番堪えました・・・。
確かにIさんはものすごくオシャレな方。商品部、バイヤー、特商部などを歴任された後独立されました。UA渋谷店に来るお客さんもすごくお洒落な方が多く、ボクなんかよりも服の知識があってセンスも抜群。接客しようとしても全く相手にしてくれない、そんな感じでした。
なので当時は毎日が苦痛、出勤日朝にはお腹が痛くなる状況。事前にシフト表を確認してIさんが休みの日は ”安息日” と自分で呼んでいたくらい、しんどい毎日が続きました・・・。
次回に続く!
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