何故「近大」が志願者数日本一になったのか??
イルサルトの税務顧問をして頂いている香川晋平さんがオススメしていたので早速購入し読んだのがコチラの本
なぜ関西のローカル大学「近大」が志願者数日本一になったのか?? 光文社
ボクが大学受験をした1991年は受験生の最も多い時期、翌年に大学受験者数がピークを迎えるそんな時代でした。
関西の私立大学で言えば、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の所謂関関同立があって、近大はその下の産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)に位置する大学で、ボクシングの赤井英和さんとか野球とかどちらかと言えば、スポーツのイメージが強いバンカラ学校、その近大が昨年志願者数で全国一位になった軌跡を書いた一冊です。
ビジネスの世界でも使えるヒントが満載ですごく参考になった一冊だったのですが、中でもボクはこの本を読んで感じたのは、集中する事と継続する事の大切さでした。
どこに集中するのか?ビジネスの世界で言えばどのフィールドで勝負するのか?と言ったコアコンセプトの部分、ここを外してしまうと成果が出る事はありません、そしていくらコンセプトが明確だったとしてもそこに向けて仮説検証失敗を繰り返しながら愚直に行動を継続していかないと成果が出る事はない。
そんな事を痛感させられる一冊でした。
そしてもう一つ印象的だったのがこの部分
大学名を隠しても近畿大学の広告であると分かるような広告にする事
(確かな未来が とか 世界に羽ばたく といったどこの大学でも使いそうなフレーズは使わない)
これは会社の販促物でも全く同じ事が言えますよね、企業名を隠した瞬間にどこの企業の広告が分からなくなってしまうようなものは個性が全くなく、中身が伝わっていないの同じです。
まずは何かしら個性が有る事、そしてその個性を五感を使って表現力豊かに伝える事が大切なんだと思います。
でもこうした事も一朝一夕で出来るはずもなく、仮説検証失敗を繰り返しながら徐々に出来上がっていく事でやはり継続する事で精度が少しづつ上がっていくのだと思います。
成果が出ている会社や個人に共通している事はやはり行動し続けている事、行動し続ける事が信用にも繋がり気がついた時には誰も追いつけない所まで行ってしまう事もある。
ビジネスの本質が書かれた一冊なので是非オススメします!!!
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