人生をも仕立てるお手伝いをしていきたい

vol. 5820 　　






本がキッカケで
私を知ってくださったかたが
先日ご来店をくださいました。

ここ数年間で
提案の仕方ががらりと変わり
最初に服の話をすることは
まったくなくなっています。

そこでまずは1時間半ほど
色々なお話をきかせて頂きました。




どんな仕事をしているのか？
今後どうなっていきたいのか？




そして1週間ほどお時間を頂き
コンセプトマップにまとめ
ご提案させていただいたところ
すごく喜んでいただけました。

単純に服を仕立てるのではなく
お客さまの想いをカタチにする




おなじ人生は2つとしてなく
それぞれが人生の主役
私は主役の衣装番として
人生がより輝くお手伝いをしたい




だからまずはお客様をしるため
いろいろ質問をするようにしています。

この質問の時間がすごく楽しい！
別の人生の疑似体験が出来るので
すごくおおきな学びになるのです。

◆失敗は宝です！

なかでも学びになるのが失敗談



どのような失敗をして
その失敗を糧にして
どう行動してきたのか？



がなによりおもしろい！

成功談ももちろん面白いのですが
成功をしている人ほど
裏でたくさん失敗をしています。

おおくの失敗があるというのは
それだけチャレンジした証拠です。

ディズニー映画で
シナリオをつくるときに考えるのが
主人公をどれだけ不幸にするか？
らしいのです。

不遇な時代なあるからこそ
うまくいったときに共感される
ずーーと上手くいっていると
なかなか共感されにくい。

そしてもう一つは
失敗や過去のつらい経験から
使命がうまれるということ。






自分がつらい思いをしたから
そんな思いをする人を減らしたい
という使命につながっていく。






だから過去の自分とむきあい
紐解くことがすごく大切なのです。

また失敗している人ほど
いろいろなことを受け入れる
強さと優しさを持っている。

たくさんの人生に寄り添ってきて
いま感じるのはそんなこと



ただ単に服を仕立てるのでなく
失敗を受け入れ、浄化し
使命感にかえていく


装いを通して
そんなお手伝いが出来る
人生の仕立て屋になれるよう
しっかりと仕事をしていきます