大企業の看板がなくなった私を守ってくれたもの
vol. 5875
今年も4月がやってきましたね
フレッシュな新入社員を見ていると
なんだか嬉しくなりますね(^^)
はるか昔ですが
自分にも初々しい時代が
あったのだろうなあと思うと
懐かしさを感じます・・・
私が会社に入ったのが1995年
早くももう30年近く社会人を
している計算になるのですね

サラリーマンを10年
父の会社に4年
そしてイルサルトが13年
社会人キャリアのなかで
イルサルトの仕事が
いちばん長くなりました
10年ひとむかしといいますが
1つの区切りになる期間を
自分の足で立つことができたのは
すごく大きな自信となりました
◆好きと共感
イルサルトを立ち上げるまでは
いつもなにかに守られてきました
サラリーマン時代は
ワールドという大きな看板に守られ
父の会社にいるときは
父が責任をとってくれる安心感のなか
ぬくぬくと生きていた気がするのです
でもそうしたものがすべて無くなり
自分自身が看板となっていく過程のなかで
かつて感じたことのないような
充実感や満足感を得ることができています

独立したいと強く思っていたわけでなく
結果的に独立することになったのですが
仕事をつづけることができているのは
「好きと共感」なのではと思うのです
好きと仕事は別
好きを仕事に取り入れてはいけない
と先輩からも教えられ
好きは、楽しむもの
仕事は、お金を稼ぐもの
そもそも混ぜたら危険!
と思いこんでいました
◆好きを追求する
でもいまもこうして
イルサルトを継続することができているのは
好きだから以外にありません
好きなことだから夢中になれるし
やらされている感もなければ
ずっと考えていても苦痛にならない
そして好きを発信しつづけていると
その想いに共感してくださる
お客さまとの出会いが生まれました

サラリーマンとして
組織で働くのなら
さほど意識しなくていいかもしれません
しかし
自分で何かをするとするならば
絶対に必要不可欠になるのが
この「好き」なのです
そして好きを突き詰めていくなかで
自分だけのオリジナルが
出来上がることもわかりました
経営者専門スーツ仕立て屋
というコンセプトがそうです
イルサルトをはじめた頃は
そんなコンセプトではなく
ただ単にファッションを売っている
どこにでもいる仕立て屋でした
◆経営理念を身にまとう
自分の好きを突き詰めていくなかで
誰もやっていないことをしたくなり
ファッションをファッションとして売るのでなく
経営者の佇まいは
会社の価値をつたえるメディア
と発信しようと考えるようになり
経営理念を身にまとうというコトバにも
出会いました。

ほかの仕立て屋さんとは
明らかに違う生きかたをすることを
選んだわけなのですが
これは自分の好きを知り、好きに素直に
ちがうことを恐れずに進んだ結果です
これからも
色々なことが起きると思いますが
自分の好きに素直に違うことを恐れず
進んでいきたいとおもいます(^^)
はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!