ここがイルサルトの顔です!
Vol.6674
帰国日は疲れ切っていたのか
すぐに就寝できたのですが
一昨日は一睡もできず・・・
そのおかげで昨日はグッスリ
だんだん日常に戻りはじめ
明日からは代官山オーダー会と
いつもの日常になりそうです。
ナポリでたくさんの服を
先週見てきたのですが
やはりナポリ仕立てはカッコいい!
ナポリ仕立ての真骨頂といえば
ヴェスヴィオ火山の稜線のように
なだらかに美しくおちていく肩線
肩パットもできるだけ入れず
まるでシャツを着ているかのような
かるい着心地
この繊細な肩をどう作りだすか?
を常にかんがえています
なで肩のお客さまは
肩線が落ちているので問題ありませんが
いかり肩は肩線がさほどおちないので
このラインを出せませんでした
がしかしついに・・・
いかり肩のお客様でもこのシルエットを
出せるよう改良できました!
肩のシルエットは
スーツやジャケットの顔
ブランドネームで区別するのでなく
ぱっと見でイルサルトとわかる
そんな物作りを極めていきたいですね
◆肩と襟
ブランドネームがなければ
どこのブランドなのか分からない
そういうブランドも
世の中には数多くありますが
イルサルトをそうしたくはありません
とはいえ
ド派手な生地をつかえば
すぐにわかると言うのもちがう
目指すのは
普通そうに見えるけどなにか違う
他にはない世界観を感じさせること
けっして華美ではなく
品の良さを感じさせる作り
こだわっている部分は
いろいろとありますが
最もわかりやすいのは
※
なだらかに落ちていく肩
※
カーブをしている太めの襟
肩と襟はスーツの顔
そしてここに乗せていく生地
ここもプロとしての
腕の見せどころなのですが
幸いなことにナポリとの繋がりで
なかなか入手できない生地を
取りあつかうことができています
シルエットと生地にこだわり
イルサルトにしかできない物作り
を極めていきます!
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