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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2024年12月7日

35年前に亡くなった祖父がまだ生きていた!

Vol.6844







気温が下がり、
増えてきているのが
コートのご注文。

なかでも人気なのが
「ダブルチェスターコート」

ダブルというからには
シングルもあるのですが
”チェスター”というのは
実は人の名前なのです。





英国のチェスターフィールド伯爵が
19世紀後半に初めて着用したことに
由来した名前。

もはやメンズファッションでは
必要不可欠と言えるダブルチェスター。
これからもこの名前は
使いつづけられるでしょう。







人間は2回死ぬ。
まず死んだとき。
それから忘れられたとき。







そう言われていますが、
チェスターフィールドさんは
名前をなかなか忘れられないので
これからまだまだ長生き人生。

イルサルトで開発したコートが
100年後「ダブルスエチャンコート
とか名前がつけられていたら
最高にうれしいですね~(^^♪

↑↑
こちらダブルチェスターコート

”名は体をあらわす”
と言いますが
私の名前 ”徳司” は
父方の祖父がつけてくれました。

祖父には9人の孫がいるのですが
私以外はみんな女子の女系家族。

はじめての男の子で
祖父はものすごく喜んで
自分の名前 “徳治郎” から
命名してくれたのです。








祖父の仕事は紳士服屋。

注文服を誂えるのが常識の時代に
これからは既製服の時代と先読みし
事業は大成功しました。

祖父の起業から100年後
既製服が当たりまえの時代に
孫が真逆をいき注文服で起業。

方法論はちがえど志を引きつぎ
祖父も喜んでくれているでしょう。









私が憧れるのは祖父の生きかた
事業で成功しただけでなく
自分の能力と時間を
人のために使いました。

社会奉仕活動に力をいれ
商店街振興に力をそそぎ
他人から必要とされつづけた人生。

靴はいつもピカピカ
仕立てのいいスーツを纏い
いつ見てもダンディな雰囲気の
まさに自慢の祖父でした。

イルサルトができているのは
この祖父のおかげです。

奇跡的な出会いの連続で
イルサルトの立ちあげに
繋がっていったのですが
祖父が導いてくれたのでしょう。





顔つきが祖父に似てきた!





と言われることが
最近おおくなってきて
偉大な祖父に近づいたのかなあと
うれしく感じています。








自分のルーツを意識することは
大切だと思うのです。

いま起きていることは
偶然でなくすべて必然の結果
ご先祖さまのおかげで自分がいる。

祖父への感謝を
こうして口に出すかぎり
祖父の二度目の死はありません。

イルサルトを産みだすキッカケを
作ってくれた祖父には
まだまだ元気に長生きしてもらいます!


はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。