結婚式に黒スーツは日本の常識・世界の非常識
Vol.6856
年末の恒例行事
2024年の流行語大賞が
発表されましたね。
流行語大賞になった芸人は
その後消えてしまう・・
という曰くつきの賞ですが
今年の大賞が「ふてほど」
????
なにそれ聞いたことないぞ
と思っていたら
不適切にもほどがある
というドラマの略語、
この作品もみていないうえ
タイトル略されたらわからない。
授賞式に登壇した
主演の阿部サダヲさんも
ふてほど
って言ったことは1度もない
と言っていたらしく
この略語はいったいどこで
はやったのでしょうね・・・
言葉の簡略化が略語ですが
もっとも簡略化された服といえば
フォーマルウエアです。
そもそもフォーマルウエアは
その格式において
①第一礼装
②準礼装
③略礼装
の3段階にわかれます。
①第一礼装は燕尾服
一般人が着る機会はないので
これはおぼえなくて大丈夫です。
①が簡略化され②③になります。
そして②③は
昼(18時まで)夜(18時以降)
と時間により変わります。
②の準礼装
昼➡モーニング
夜➡タキシード
モーニングは結婚式での
新郎や新郎父くらいなので
これも着る機会はほぼありません。
夜間の正装がタキシード
なので昼に着るのは×です。
③の略正装
昼➡ディレクターズスーツ
昼夜問わず➡ダークラウンジスーツ
ディレクターズスーツとは
モーニングスーツが簡略化された
世界に通用する昼間の略礼装。
ダークラウンジスーツとは
黒,チャコールグレー,濃紺などの
一般的なスーツのこと。
日本では結婚式・お葬式
ともに黒スーツを着用しますが
これは日本だけの習慣です。
欧米では黒は“喪の色”
めでたい結婚式では着用しません。
もっともおめでたい祝宴の1つで
黒はありえないのです。
フォーマルウエアは
日本生まれではありません
なので日本人が勝手に
解釈してはいけないのです。
たとえば外国人女性が
留袖で葬儀参列したらどうですか?
外人だから良いとはいえません。
なぜダメなのかを
きちんと教えてあげるのが
本当の礼儀といえます。
国際化がどんどん進み
日本的な解釈やルールでは
世界に通用しなくなっています。
「洋装=世界標準服」となり
ドレスコードを理解する重要性は
年々たかまっています。
とりわけフォーマルウエアを
正しく装う事が出来るかどうかは
経営者に課せられた課題。
世界に通用する経営者になるため
フォーマルウエアのルールを
きちんと知りましょう!
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