父になって15年,社長になって15年。
Vol.6858
12月21日、
今日は息子の誕生日。
イルサルトとおなじ年に生まれ
今年で15歳になりました。
ということは、
父になって15年
ということは、
社長になって15年。
父の15年も社長の15年も
時間がすぎていくのは
あっという間ですね・・
息子は来年高校生、
人生の楽しいことが
これからどんどんやってくる。
部活をがんばったり、
彼女ができたり、
これからが楽しみでしかたない。
とかんがえると・・・
イルサルトの人生も
まだまだこれから楽しいことが
いろいろありそうです(^^♪
イルサルトの誕生日は
息子より10か月はやい2月21日。
なぜこの日にしたのか?は
私にとって”2月21日”が
人生ターニングポイントだから。
2001年2月21日
ワールド直営工場である
上海ワールドに赴任するため
わたしは海をわたりました。
上海駐在は社内公募でしたので
自分の意思で決めた異動。
当時の私は28歳
海外にいったことなく
中国語ももちろん話せない。
でも社内公募ポスターを見た瞬間
”自分がいくんだろうな”
と直感的におもったのです。
その時の私は「物つくり」を
学びたいとおもっていました。
物つくりを学ぶためには
生産現場にいくのが1番早い。
でもそれより、
したことのない仕事を
行ったことない場所ですることに
ワクワクが止まらなくなりました。
しかし実際に上海赴任すると
そこに待っていたのは
想像とはまるでちがう世界でした。
”ホメられる・感謝される”
がまるでないのです。
そこにあったのは
すべてが”あたりまえ”の世界。
ミスなく・納期通り・指示通り
要求コスト通りにして”あたりまえ”
すべてが100からの減点法
”ありがとう”と言われない。
”注文だすほう・もらうほう”
という上下関係が明確で
ワールド直営でありながら
本社に積極的に営業しないと
仕事がまったくこないのです。
当時の上海ワールドは
中国人スタッフが約500人、
この人たちを守らないといけない。
プライドを捨ていつのまにか
同期や後輩に敬語を使い
へりくだっている自分がいました。
でもこの時に学んだのは
「自分のことは自分で守る」
という言わば当たりまえのこと。
サラリーマンをしていると
自分を守る感覚はうすくなりがち、
しかしそんな状況に追いこまれ
逞しさがつき独立につながりました。
もしあのとき
上海に渡っていなければ
退職することもなかったでしょう。
ということは
イルサルトの存在もありません。
人生はどこでどうなるのかは
まったくわかりませんが
意味のないことは起こらない。
すべてが必然です。
2001年2月21日
上海赴任
2009年2月21日
イルサルト創業
つぎのターニングポイントの
2月21日はいつおとずれるのか?
いまから楽しみです(^^♪
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