トップへ
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2024年12月22日

カシミアのことならイルサルトにおまかせあれ!

Vol.6859







真冬ですね・・・
寒がりの私にはつらい季節。
布団からなかなか出られず


起きんのかい・起きないんかい


の自問自答を数回くりかえし
勇気をふりしぼり起きています。




しかし寒い季節には楽しみもあり
それは「コート」を楽しめること。

コートといえば
もっとも生地をつかうアイテム、
「生地をまとっている」
と言っても過言ではありません。







イタリア人に言われたことで
今も印象にのこる言葉があります。

コートは防寒だけでない。

ホテルやレストランの
クロークに預けることも

考えなくてはならない。

だから
ステイタスシンボルとして
ふさわしいものを
纏うほうがいい。

寒ささえしのげれば
なにを着ていてもかまわない

という考え方は
本当の紳士ではない

いろいろなコート生地があるなか


※かるい
※やわらかい
※あたたかい


この三拍子そろった
コート生地が「カシミア」

カシミア=高級」
おおくの人は知っている
高級生地の代名詞。








カシミアが有名になるきっかけを
作ったのは皇帝ナポレオン

エジプト遠征のお土産として
インド産のカシミアショールを
妻に持ちかえったところ
柔らかな質感に奥さま大感激。

フランスのファッションリーダー
だった妻ジョセフィーヌの影響で
カシミアショールの流行は
またたく間にヨーロッパの
上流社会に広まったそうです。








実はカシミヤには
1~9までの等級があり
最高品質が1等級


「繊維の細さ」
「繊維の長さ」
「不純物の混率」


によって決められます。
ただこちらは表示がないので
なかなか区別がつきません。

仕立て屋の立場でも
どの等級か判別できないので
いろいろカシミアを触った経験が
重要になってくるのです。

2001年から数年間
私は上海のニット工場で
はたらいていました。

当時の中国は
世界中のブランドの生産拠点、
ありとあらゆるブランドの
生産の中心が上海にありました。








上海での仕事は
ニット製品の生産だけでなく
イタリアに原料手配をしたり
オリジナルの糸を編んだりと
多岐にわたるもの。

カシミアも当然あつかっていて
ビックリするほど高いものから
安価で粗悪なものまで
ありとあらゆるカシミアを触り
原料開発をしていました。

等級のさほど高くない原糸でも
仕上げ次第でみちがえり
等級の高い糸だとしても
仕上げが悪いとイマイチ

原糸と仕上げのバランスが
重要なのがカシミアなのです。








イルサルトで使用しているのは
原糸と仕上げのバランスが良い
カシミアのみ。

さまざまな糸を見てきた私が
自信をもってオススメできるもの
を厳選しております。

コートの王様「カシミア」を纏い
冬をのりきっていきましょう!





はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。