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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2024年12月28日

イタリアでやってはいけない日本人がやりがちなこと。

Vol.6865




年明けのナポリ出張にむけ
いろいろ準備を進めていると
でてきた一枚の写真。


ナポリの路上靴みがきは世界一!


そんな噂をきき
はじめてナポリにいったとき
体験してみたのですが
たしかにめちゃくちゃ上手~(^^♪






がしかし・・・






つらいのが台の高さ!
足の長いイタリア人仕様で
かなり頑張らないと足がのらない・・
足がつりそうになりました。

現地にいけば当然現地の仕様、
日本とちがってあたりまえ
”ちがい”を楽しむのが海外ですね。

日本人とイタリア人のちがい、
いろいろとありますが
イタリア人は絶対しない
日本人とのちがいが3つあります。


スプーンでパスタを食べる


ボーノのポーズ


服屋で服をさわる


スプーンでパスタを食べる






日本でパスタを注文すると
おおくの場合はフォークにくわえ
スプーンを持ってきてくれます。

そしてスプーンの上で
パスタをフォークでクルクル巻き
口にはこんで食べている。





でもこの光景
イタリアでは見たことありません。
そもそもスプーンがない。

しかし唯一お店の人が
スプーンを持ってくるのが
「子ども」

フォークの扱いに慣れておらず
パスタをうまく巻きとれない
幼児期の子どもが
補助的にスプーンを使うのです。

②ボーノのポーズ





ほっぺを両人差し指でさして
クルクルさせながらボーノ!
と満面の笑顔。

なにかのCMで昔ながれていて
イタリアのレストランで
やっている日本人を見ましたが
これはやめておきましょう!



このジェスチャーは
言葉を覚えはじめた赤ちゃんに

「おいちい!おいちい!」

と言わせるときに使うもの
大人がするものではありません。
アホに見られます・・

③服屋で服をさわる




服屋さんにはいって
何気なくさわるのはマナー違反
気になる洋服をみつけたら
まずは店員さんに声をかける。

これがイタリアのマナー。

販売員さんがかならず接客し
服えらびを一緒にすすめるのが
イタリアでの買物の醍醐味です。









でもそもそもイタリア人は
なぜ服えらびが上手で
カッコよくみえるのか?

その理由の1つが
「制服がない」ことにあります。







幼稚園~高校くらいまで
日本では制服を着ることがおおい。
私もそうでした。

でもイタリアは制服がないため
中学生になったくらいには
”服は自分でえらぶもの”
という感覚になっていきます。

もっとも多感な時期に
自分の意思で服をえらぶことで
おのずとファッションセンスが
みがかれていくのです。

↑↑↑
ナポリの友人
2人とも個性的です(^^♪

そして日本人とちがい
「他人とちがうこと」
に価値を見いだす国民性。

流行のトレンド服=オシャレ
という感覚もないので
体型や個性をよく理解し
最も自分が魅力的にみえる洋服を
えらんで着ているのです。







イタリアファッションが
世界中でみとめられているのは
強い意思と個性を大事にする
気持ちが根底にあってこそ。

多様性の時代には
この個性こそが価値になるのです。

人と一緒で安心するのでなく
「他人とのちがい」
明確に創りだしましょう!




イルサルトは
世界に一人しかいない
「あなたの個性」を仕立てます!



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ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。