イタリアでやってはいけない日本人がやりがちなこと。
Vol.6865
年明けのナポリ出張にむけ
いろいろ準備を進めていると
でてきた一枚の写真。
ナポリの路上靴みがきは世界一!
そんな噂をきき
はじめてナポリにいったとき
体験してみたのですが
たしかにめちゃくちゃ上手~(^^♪
がしかし・・・
つらいのが台の高さ!
足の長いイタリア人仕様で
かなり頑張らないと足がのらない・・
足がつりそうになりました。
現地にいけば当然現地の仕様、
日本とちがってあたりまえ
”ちがい”を楽しむのが海外ですね。
日本人とイタリア人のちがい、
いろいろとありますが
イタリア人は絶対しない
日本人とのちがいが3つあります。
①
スプーンでパスタを食べる
②
ボーノのポーズ
③
服屋で服をさわる
①
スプーンでパスタを食べる
日本でパスタを注文すると
おおくの場合はフォークにくわえ
スプーンを持ってきてくれます。
そしてスプーンの上で
パスタをフォークでクルクル巻き
口にはこんで食べている。
でもこの光景
イタリアでは見たことありません。
そもそもスプーンがない。
しかし唯一お店の人が
スプーンを持ってくるのが
「子ども」
フォークの扱いに慣れておらず
パスタをうまく巻きとれない
幼児期の子どもが
補助的にスプーンを使うのです。
②ボーノのポーズ
ほっぺを両人差し指でさして
クルクルさせながらボーノ!
と満面の笑顔。
なにかのCMで昔ながれていて
イタリアのレストランで
やっている日本人を見ましたが
これはやめておきましょう!
このジェスチャーは
言葉を覚えはじめた赤ちゃんに
「おいちい!おいちい!」
と言わせるときに使うもの
大人がするものではありません。
アホに見られます・・
③服屋で服をさわる
服屋さんにはいって
何気なくさわるのはマナー違反
気になる洋服をみつけたら
まずは店員さんに声をかける。
これがイタリアのマナー。
販売員さんがかならず接客し
服えらびを一緒にすすめるのが
イタリアでの買物の醍醐味です。
でもそもそもイタリア人は
なぜ服えらびが上手で
カッコよくみえるのか?
その理由の1つが
「制服がない」ことにあります。
幼稚園~高校くらいまで
日本では制服を着ることがおおい。
私もそうでした。
でもイタリアは制服がないため
中学生になったくらいには
”服は自分でえらぶもの”
という感覚になっていきます。
もっとも多感な時期に
自分の意思で服をえらぶことで
おのずとファッションセンスが
みがかれていくのです。
そして日本人とちがい
「他人とちがうこと」
に価値を見いだす国民性。
流行のトレンド服=オシャレ
という感覚もないので
体型や個性をよく理解し
最も自分が魅力的にみえる洋服を
えらんで着ているのです。
イタリアファッションが
世界中でみとめられているのは
強い意思と個性を大事にする
気持ちが根底にあってこそ。
多様性の時代には
この個性こそが価値になるのです。
人と一緒で安心するのでなく
「他人とのちがい」を
明確に創りだしましょう!
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