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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2025年3月9日

イルサルトのスーツ 襟のロールが立体的で美しい理由

Vol.6936



先週末は
お仕立て職人さんとの
定期ミーティング。

商品品質をあげることに
終わりはありません。
つねに改善をつづけるため
ミーティングを重ねています。

今回のテーマは
「最終仕上げ」







襟のロールが
立体的で美しい!







イルサルトのスーツは
そう言ってもらえるのですが
実はこれ職人さんの技術の賜物。

立体感を生みだす
特別な技術力をもった職人さんに
丁寧に仕上げてもらっています。

仕上げ工程以外に
完成度を左右するのが”芯地”

イルサルトのスーツが
やわらかく着やすいのは
この芯地にこだわっているから。








芯地とは、
表生地と裏地の間に
はいっている素材








表から見えない”芯地”
人間でいえば言わば
心臓にあたるもの。

この芯地の良し悪しが
スーツの完成度を左右します。

馬毛を使った張りのある芯と
胸の部分に弾力を持たすために
フェルト芯を縫い合わせたものを
「毛芯」とよびます。

この毛芯と表生地を
1枚の布のようにあわせ
そして肩・裾・袖を
表地と裏地がなじむように
手作業でまつりつけていきます。

平面である布を
立体的な人間の体をつつみこみ
襟からラペルにかけて
流れるようなカーブを描くために
何回も何回もアイロンをかけながら
縫製作業をすすめていきます。






今回のミーティングは
最終仕上げと毛芯について。

さらに優雅で
品の良い印象を生み出すため
どう改善を進めるのか?
しっかり話しあいましたので
さらなる進化にご期待ください!




はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
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よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。