2025年3月9日
イルサルトのスーツ 襟のロールが立体的で美しい理由
Vol.6936
先週末は
お仕立て職人さんとの
定期ミーティング。
商品品質をあげることに
終わりはありません。
つねに改善をつづけるため
ミーティングを重ねています。
今回のテーマは
「最終仕上げ」
襟のロールが
立体的で美しい!
イルサルトのスーツは
そう言ってもらえるのですが
実はこれ職人さんの技術の賜物。
立体感を生みだす
特別な技術力をもった職人さんに
丁寧に仕上げてもらっています。

仕上げ工程以外に
完成度を左右するのが”芯地”
イルサルトのスーツが
やわらかく着やすいのは
この芯地にこだわっているから。
芯地とは、
表生地と裏地の間に
はいっている素材
表から見えない”芯地”
人間でいえば言わば
心臓にあたるもの。
この芯地の良し悪しが
スーツの完成度を左右します。

馬毛を使った張りのある芯と
胸の部分に弾力を持たすために
フェルト芯を縫い合わせたものを
「毛芯」とよびます。
この毛芯と表生地を
1枚の布のようにあわせ
そして肩・裾・袖を
表地と裏地がなじむように
手作業でまつりつけていきます。
平面である布を
立体的な人間の体をつつみこみ
襟からラペルにかけて
流れるようなカーブを描くために
何回も何回もアイロンをかけながら
縫製作業をすすめていきます。
今回のミーティングは
最終仕上げと毛芯について。
さらに優雅で
品の良い印象を生み出すため
どう改善を進めるのか?
しっかり話しあいましたので
さらなる進化にご期待ください!
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