トップへ
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2025年7月29日

仕立て屋最後の1人になってもこの仕事をします。

Vol.7078





仕立てあがったお品物を
お客様に試着をしてもらったとき



こんな軽いジャケット初めて!
着ていないみたいだ・・・



と感激されました。

イルサルトのロゴの下には
”NAPOLI ITALY”とあります。

これはこのナポリ仕立ての
素晴らしさを広めたい
という想いを込めています。










軽くて薄い
そんなナポリ仕立てのルーツは
18世紀の英国式にあります。

ポンペイ遺跡の発掘に沸く
ナポリに訪れた英国貴族たちが
温暖な気候に合わせて
注文した服がはじまりです。

そこからナポリ特有の
湿気の多い風土と
陽気な気質に合わせて
進化していきます!



・芯地は薄く
・肩パッドは最小限に
・柔らかく、軽い着心地




そうして生まれたのが
現在のナポリ仕立ての原点なのです。


このナポリ仕立てが
進化したのが1930年代。

ヴィンチェンツォ・アットリーニが
肩パッドを大胆に取りさり
身体に沿うナポリジャケットを
完成させたのです!




この時に生まれたのが
”バルカポケット”と呼ばれる
舟型の胸ポケット。

船底のように柔らかく
カーブしたもので
胸回りを綺麗に見せる仕様

こまかな職人芸がさえる
ナポリ的なこだわりディテール、
イルサルトでは
標準装備をしています。

バルケッタ(舟型)胸ポケット

お客さまによく言われることの1つが




着ていることを忘れるくらい馴染む。




まるで空気を
纏っているような軽さに
感動されることが多いのですが
これはシャツのように柔らかく
身体に沿う仕立てだからこそです。

実はこのナポリ仕立てには
しっかりとした哲学があります。





オーダースーツは
ファッションを追うものではない。

それはナポリの文化から生まれ、
すべてが手からつくられる
個人に合わせたハンドメイドだ。
だからこそ美しい!







流行ではなく
自分の価値観をまとう!

この考え方が
イルサルトの世界観にも
ピタリと一致するのです。

しかしナポリのサルトリア文化は
いま大きな転換点に立っています。

少子化・職人離れ

こういった背景から
名門ルビナッチでも生産数は
10年前の約半分にまで
落ちこんでいます。

そんな中でも、
チェザレアットリーニの経営陣は
こう語っています。




私たちは
絶滅危惧種だと感じています。

他の経営者は
何十億という単位で話をするが
品質と何十億は結びつかない。

規模ではなく品質
派手なロゴではなく
誠実な手仕事。




日本でも同様
仕立て屋の数は減っています。
でも1つだけ決めていることは


最後の1人になってもやる。


わたしが唯一
人のお役に立てるのがこの仕事。
この仕立て屋という生業で
人生をまっとうしていきます。



はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

創業以来16年間で
のべ20,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。