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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2014年8月20日

ボクの履歴書 vol.12(ワールド社員がデカイ理由)

ここの所毎日書いている末廣徳司の履歴書も12回目。最初は3.4回で終わるかなと思っていたのですが段々ボクも書くのが楽しくなり色々な事を思い出してきました!今までの履歴書はコチラからご覧下さい!

女性先輩Y田さんの言うとおり暫くすると平気でチークダンスを踊っている自分がいました。

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チークダンスするくらいで注文もらえるんだったら

なんぼでもボックス踏むで~~(^_^)

そんな風になっていたんです・・・。人間慣れって怖いですね~~。

暫くすると婦人服専門店の営業が徐々に分かってきました。とにかくお店の人との関係性を如何に良好に保つか?どれだけ自分自身の事を信頼してもらうか?そしてお店の人やお客さんに喜んでもらえるように如何にバカになりきれるか?それが大事なんだなって(笑)

だから展示会とかを会社でするときにお客様が来たら大きな声で ”いらっしゃいませ!” 今はワールドもだいぶ変わってしまったようですがお客様を見たら知らない方でもキチンと挨拶をする。ものすごく気持ちの良い会社でした。

それは就職活動の学生さんにも全く同じ。就活シーズンで学生さんが会社に着たら ”いらっしゃいませ!頑張ってね!”と声を掛ける。ボク自身も就活中にワールドに来てボクにまで挨拶をしてくれるんだと感激した記憶があります。

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だからエレベーターとかも完全にお客様優先。いくら荷物を持っていてもすぐに降りないといけません。一年目はエレベーターに乗るな!そんな風にも言われていました。当時ボクの配属されたブランドの展示会場は5階にあったのですが、展示会中はお客様が大勢いらっしゃるので、エレベーターを使えず商品で満載のメチャクチャ重い段ボールを5階まで階段を使って自分たちで運んでいたんです。。。。

その行為は ”蟻” と呼ばれていました。(蟻が運ぶ姿から・・・)展示会準備リーダーが指揮をとるのですが、会社に商品が着くと営業室で大声で ”皆さん蟻お願いします!”50歳を過ぎたオッサンも関係なくみんなアリ。。。何故ワールド社員に身体がデカイ人が多いのか何となく分かってきました。

でもこの蟻をしたお陰で、どんな重い段ボールでも片手で膝を上手に使って持てる特技をマスターしました!(今や何の役に立たない特技ですが。。。。)アパレルって一見華やかですが中に入れば肉体労働ばかり、しかも営業は”つべこべ言わずにとにかく売ってこい!” みたいなノリで、アタマ使う前に身体を張る。そんな感じ。

そんな生活を3年ほどしていた1998年6月。こんなポスターが部署の廊下に貼られました。

社内公募実施します!オゾックグループメンバー募集!

次回に続く。。。


はじめての書籍が
発売されました!
下記の画像リンク先
(amazon)
よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。