経営者が知っておくとトクをする靴の知識
二種類ある紐靴
靴には内羽根と外羽根の2種類があり,内羽根は甲より前の部分に、鳩目の部分が潜り込んでいる状態のひも靴の事を呼びます。
羽根の部分が全開しないので、外羽根の紐靴に比べるとフィット感の調節にはやや難がありますが(要は脱ぎ履きがしにくいと言う事です)見た目のエレガントさからフォーマルユースや室内の執務用の靴として普及をしてきたのがこの内羽根式。ですので非常にフォーマル度が高いのです。
この内羽根のルーツはイギリスの王室にあります7つの海を支配したイギリス史上最強の女王陛下、ヴィクトリア女王の夫君であるアルバート公が、1853年にこのスタイルでミドルブーツを考案したのがはじまり、と言われています。
そしてもう一つの外羽根式,甲より前の部分に、鳩目の部分が乗っかっている状態のひも靴の事を呼びます。羽根の部分が全開するので、着脱が比較的素早くできるうえに、フィット感の調節も容易にできる点が靴本来の要素として大変理に叶っていて、以後狩猟用や屋外労働用など一般的にも広く浸透したのがこの外羽根です。
この靴のルーツはヨーロッパでの有名な戦いにあります。プロシアの陸軍元帥だったゲルハルト・レーバレヒト・フォン・ブラヘルが、このスタイルで戦闘用ロングブーツを仕立てさせ、1815年にワーテルローの戦いでフランスのナポレオンに立ち向かったのです。
内羽根,外羽根それぞれに歴史と特徴がありますがフォーマル度が高いと言う意味では内羽根を選んでおくと間違いが有りません。全く同じ形の靴でも内羽根と外羽根の2つの種類があり,それぞれ与える印象が全く違いますので,経営者はまずこの2つがある事を理解してください。
左が内羽根、右が外羽根。2つの違い分かりますか?
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