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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2017年5月23日

イルサルトに来られる”稼ぐ経営者”に共通する考え方

服の話をあまりしないのがイルサルトの特徴

ご予約が多い日もあれば少ない日もあるのですが,イルサルトには1日平均5~6名のお客様がいらっしゃいます。朝のご予約は9時頃から夜のご予約は18時頃までの中で,お1人様1時間~1時間半ほどのお時間を確保させて頂き様々なお話をさせて頂いています。

色々なお話をさせて頂くのですが,服に関するお話はあまりなくてお仕事の話題が中心なのがイルサルトの特徴です。私の仕事は服を売る事ではありません。服を通してお客様自身や経営される会社のブランド力を向上させたり,経営者自身を信頼されるメディアに仕立て上げたり,結果的により人生を楽しく過ごして頂ける様なお手伝いをさせて頂いています。

池田さん7

 

物を売るな,体験を売れ!

服を売るのであれば服の話が中心になると思うのですが,経営者の本当に伝えたいメッセージを視覚化する為の服を仕立てあげる為には服以外のお話が非常に大切になってくるのです。

師匠 藤村正宏先生の教えを一言で言うと”物を売るな,体験を売れ”です。物を物として売るのではなくて,その物やサービスを通じてどんな価値や体験を提供するのかが大切だと仰るのですが,最近ようやくその意味が腹落ちしてきました。

創業以来ニューズレターやブログなど様々なメディアを使って情報発信を継続してきたのですが,藤村先生の考え方が腹落ちする事でその情報発信もかなり一貫性が出てきた様に最近は感じられる様になってきました。

稼ぐ経営者は,違う事に恐怖を感じない

自分自身が少しづつ変化をしてきた中で,接客の際にお客様にお聞きする質問も変わってきました。必ずお聞きする質問の一つが”業界内での独自性”なのですが,この質問をした時に稼ぐ経営者とそうではない経営者が大きく分かれます。

稼ぐ経営者は他社との違いが明確で,違う事に対して全く恐怖を感じないのです,勿論この違いは我が道を行くと言う独りよがりなものではなくて,物やサービスを届ける対象がどんな事に困っているのか?どんな悩みを持っているのか?が明確で,相手のお困りごとベスト3にアプローチするのでそこには明確な市場が存在しています。

競合他社を見るのではなく常に見ているのはお客様,お客様の悩みを解決する事が会社の役割だと認識をされているので競合他社がどう言った手を打ってきても全くぶれない軸を持っているのが稼ぐ経営者の特徴です。

川上さん3

そしてもう一つ稼ぐ経営者に共通しているのは,”違う事への恐怖”を人に対しても全く感じないと言う事です。自分と全く違う価値観の人が周りにいたとしても,それは間違いだと排除するのではなくまた新たな可能性を切り拓く可能性のある”違い”であると認識されるのです。

違う事は間違いではない

自分と同じ価値観の人は認めるが,自分と違う価値観の人は間違いだと認識し認めない。私もかつてはそんな感じだったのですが,イルサルトにお越しくださるお客様と接していて少しずつ変化をしてきました。

自分と違う価値観を持った人の存在は,自分や会社全体の価値を更に大きくする伸びしろそのものです。同じような価値観の人の集まりでは同じようなアイデアしか出ないのですが,価値観が全く違う人が入る事で革新的なアイデアが出る可能性が生まれます。

内山正宏さん

同じような出来事が起こったとしても,どう捉えるのかは人それぞれで認識の仕方は無限大です。

経営者の大切な仕事の1つは,スタッフの才能を見抜きその才能が最も花開くような仕事を任せたり,その人の中から”こんな仕事をしてみたい”と創造出来るような環境を整える事です。

その為には自分との違いを間違いと思うのではなく,可能性を広げる伸びしろである。そう感じ行動することが大切である事をイルサルトのお客様から学ばせて頂きました。これからも”自分と違う事”を拒絶するのではなく,新たな可能性を切り拓くキッカケになるのではないか?と言う視点でフラットに見る事を私自身心がけていきたいと思います。


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よりご購入いただけますので
ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。