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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2017年10月29日

経営者の服選びでは”似合う似合わない”は全く考えなくて大丈夫です。

経営者にとってスーツとは何か?

経営者にとってスーツとは何か?これは人それぞれ考え方が違うと思うのですが,イルサルトの考える経営者にとってスーツとは”企業ブランドや自分ブランドを創り出す最強のメディアである”と言う事です。

メディアの目的は,価値を分かりやすく伝えたり,自分が何者であるか分かりやすく示すと言う所にあります。目的が変われば服選びの理由が変わります。理由=自分の軸 と言い換える事が出来ます。自分の軸やコンセプトが決まれば,その軸やコンセプトに合った服を選べば良いので,余計な買い物や買い物の失敗は極端に減らすことが可能になるのです。

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しかし多くの場合その軸が明確ではない場合が多いのです,よくある軸についてお話させて頂きますね。

軸を他人任せにしない

まずはその軸を他人任せにする方,つまり服選びを他人,多くの場合,奥様や彼女に任せてしまう方です,女性の方が服選びに慣れているから任せよう!と言う安易な理由からが多いのですがここを軸にすると服選びを失敗する可能性が非常に高くなります

一番大きな理由は,着る経営者本人が普段どんな方と接していて,自分がどう在りたいのか?どの様な印象を与えたいのか?を奥様や彼女が理解している事はほぼ無いからです。勿論中には旦那さんと一緒に仕事をしているので思いの部分や周囲の人の事をよくわかっていて,尚且つ服選びも慣れている奥様もいらっしゃいますが,そういったケースは稀です。

そしてその次によくあるのが「似合う似合わない」が判断の軸になる方です。このタイプの方の厄介な所がその思い込み(私からしたら単なる思い込みに過ぎません)が何故そう思い込んでいるのかが分からない上にその思い込みが結構強いところです。

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似合っている,似合っていないと言うのは,それを判断している方の人が自分の感覚で言っているものですので何かを基準にした絶対的なものではありません。又その判断が人によって違うという非常に曖昧なものなのです。

似合わない服はありません

人は何故自分に似合うと思ったり,似合わないと思ったりするのかと言うと私は親からの影響が強いのではないかと思います。親に小さい頃から~色が似合うね!~色は似合わないね!と繰り返し言われてきた事が段々と刷り込まれ自分は~色が似合わないと思い込んでいるのに過ぎないと考えています。

これは服に限った事ではありません。小さいころから親に言われてきた事は大人になってからの価値観を作る上で大きな影響を及ぼします。「出来る」と言われ続け育つ子供は出来る様になり,「~が苦手だね」と言われ続け育つ子供はそれが苦手なんだと思い込む様になるのです。

生まれた瞬間に「私グレーが似合わない!」って言う赤ちゃんがいない様に~色が似合わないと思っているのは思い込みですので今すぐ捨ててしまって大丈夫です。

似合わないの正体

似合わないの正体は,慣れていない事が大半です。慣れていない色を着た場合,着ている本人はどうでしょう?いつもの自分とあまりに違う姿に戸惑ってしまって,似合わないと言う判断を下してしまうのです。

そして似合う似合わないを身近な人に聞いてもいけません,身近な人は普段の貴方がどんな格好をしているのかを知っていますから,普段と違う姿に戸惑ってしまいこれまた似合わないと言う判断を下してしまうのです。

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その服を着ている自分を見てどうですか?と言う質問をした場合に殆どの方の持ってけいる答えは,似合う,似合わないの二つしかありません。そんな2つしかない答えに左右されることはありませんので,似合う似合わないの思い込みは今すぐ捨ててください!

まとめ

軸を他人任せにする事を止める,そして似合う似合わないという基準を捨てる。ブランドを創り上げるメディアたる服を選ぶ上では非常に大切になる視点,経営者はまずこの二点を意識する様にしていきましょう!


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ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。