中小企業経営者は,生き方や在り方がそのまま企業のブランドになる
来月で創業9周年を迎えます
来月2月でイルサルトは創業9周年を迎えます,まだまだ先だと思っていた創業10周年までもう1年と言う所まで来ました。この2018年もすべき事を愚直に継続し,無事に10周年を迎えられる様頑張っていきたいと思います。
前にも少し書いた事が有るのですが,オーダースーツ屋さんと呼ばれる事に最近は何か少し違和感を感じる様になってきました。勿論仕事をセグメントした場合は紳士服小売業やオーダースーツ屋さんの範疇に入ると思うのですが,私自身がスーツと言う”モノ”を売っている感覚がどんどん無くなってきているのです。
物を売るな,体験を売れ
”物を売るな,体験を売れ”のマーケティングコンサルタント藤村正宏先生との出会いからイルサルトは誕生したのですが,藤村先生の仰っていた本質的な部分が出会いから10年ほど立ち,昇華されようやく腹落ちしてきた。そんな感じがしています。
物を売るのではなく,物を通してどんな良い事があるのかを伝え続ける。一言で言うと藤村先生の教えはここにあるのですが,これは概念的なものであるので探し続ける事に終わりはありません。
経営者のスーツ選びに必要な視点
人は何故スーツを買うのか?どんな体験が欲しいのか?を考える事が私の仕事の場合は非常に大切なのですが,イルサルトの場合は中小規模企業経営者がお客様ですので,こうした方が何を望んでいるのか?を徹底的に考え,信念や軸をしっかり持って愚直に実践し続ける事が重要です。
一般的にスーツを買う時の基準は”カッコイイか?身体のサイズに合っているのか?”なのですが,中小規模企業経営者の場合これだけでは十分ではありません。会社=経営者であり,経営者自身が会社のアイコンであり,経営者の生き方や在り方もがそのまま会社のブランドになっていく,これが中小規模企業経営者です。
経営者が自分の使命や天命に気づいている,様々な面で精神的にも整っている事は会社全体に良い影響を及ぼし,結果スタッフも輝き始め,強い会社が作られていきます。そう考えると中小規模企業経営者の装いは,カッコイイ事や身体に合っている事は当たり前で,尚且つ会社のアイコンに相応しく,価値が伝わるものである事が求められます。
イルサルトの役割
この意味で考えると,スーツを作るのが仕事ではなく,お客様がまだ気づいていない価値や可能性を言語化し,スーツを使って視覚化するのが私の役割なのです。装いを通して本質的な価値や在り方や生き方を見つけるお手伝いをしているとも言う事が出来ます。
”装う事で生まれる自信を届ける”創業時のミッションはこれで今もこのミッションに変わりはないのですが,ここがもう少し深くなり装いを通して理想の人生を過ごしていただくお手伝いをする事がイルサルトのミッションなのではないかと思い始めています。2018年はこの価値を徹底的に磨くために様々な事を学び,進化し更にお役立ちの出来る存在になっていきますので是非楽しみになさっておいてくださいね!
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