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日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋
2018年3月13日

経営者に”服のセンス”は必要なのか?

私にはセンスが無いから・・・センスがイマイチなので選べない・・・

お客様とお話をしているとたまにそんな事を言われるのですが,結論を先に言うと経営者のスーツ選びにはセンスは全く不要なのです。中でも仕事の際にお召しになるスーツや,ブランディングの為に装う場合はこの”センス”と言うものは全く必要ではありません。

センスがある事でスーツ選びを間違っている方も多いですし,センスで選んだスーツによって信頼感を失っている方も実は沢山いらっしゃるのです。ここでセンスというコトバを少し考えてみたいと思うのですが,センスを辞書で引くとこうあります。

センスの語源

センスとはラテン語のsentireと言う単語が語源になっていて「感じる」を意味する単語です。英単語でこのsenseと言った場合には「感覚」「感じ方」「人間の5感のうち1つ 味覚,聴覚,触覚,嗅覚,視覚」などを意味する。服選びのセンスがと言えば「良い服を選ぶ能力がある」「他人にはない服選びの才能」「上手に服を選ぶことが出来る」の様な雰囲気で使われる。

そうあります。こう見ていくとこの”センス”ってすごく曖昧なもので人によって感じ方や捉え方は全然違うものなんだと言う事が分かってきます。でも不思議なのはそんなに曖昧な「センス」ですが,あの人はセンスがいいね!と言われる人はだいたいが共通していると言う事です。ある人はセンスがいい!と言い,ある人はセンスが悪い!と言う。の様に極端に評価が分かれているのであれば,このセンスというコトバの概念も理解出来ます。

でもあの人センスいいね!って言われる人って多くの人から「センスの良い人」と認識されていて,あの人センスがイマイチだね!って言われる人は「センスのイマイチな人」と多くの人から認識されているのです。

センスとは何か?

これは不思議だと思われませんか?個人の主観に委ねられていて見る人によって全く違うはずの「センス」で判断したものが結局は同じような結果になっている。私はこの「センス」というコトバは,言語化能力とルールを如何に知っているのか?に置き換えられると考えています。

センスが良いと周囲の人に思わせる事の出来る人はセンスが良いのではなく,自分の在り方や魅力を曖昧なコトバではなくきちんと言語化出来る能力を持ち,服の根本的なルールを知っていてそのルールに乗っ取った着こなし出来る人,私はこの様に「センス」と言うコトバを捉えています。

 

宮下トモさん3マジックセミナー講師 宮下トモさん

誰もが羨む超大手広告代理店勤務の立場を捨て,一回の人生を悔いなく生きると言う強い想いで大好きなマジックを生涯の生業にすると決断された宮下さん。その大きな決断の陰には,小学生の時にテレビで見たプロマジックセミナー講師前田知洋さんのカッコイイ姿が脳裏に強く刻まれ,強い憧れを持ち続けていたからなのです。

前田さんの様に,マジックを通し感動を届けるエンターティナーになりたい,又マジックを、世の中を最前線で動かす経営者たちに教えることで
世界を変えていきたい。そんな強い想いで富裕層専門のマジックセミナー講師として活動をスタートされました。

大切なのは”想い,志”

マジックセミナー講師である前に信頼される職業人で在る事,そしてこの大好きなマジックを世間的にもっと認知させ,きちんとした職業として成り立つ事を体現し,自己肯定感を上げ,悔いのない人生を歩みたい。宮下さんはそう仰います。

お話をお聞きしている中で,宮下さんの価値が伝わるキャッチコピーを”マジックを芸術の域に昇華させる紳士的なアーティスト”に決め宮下さんの装いを作らせて頂きました。マジックと言うのは人をある意味騙すものなので一歩間違うと怪し気な雰囲気になってしまいます。そこで敢えて正統派でクラシックな雰囲気のダブルスーツをご提案させて頂き,前田知洋さんになく宮下さんにあるもの”圧倒的な若さ”を印象付ける為に水色のネクタイを合わせさせて頂きました。

服の大切な役割は,自分の在り方や魅力,価値感を視覚化する事にあります。

言語化した自分の魅力を服の根本的なルールにのっとり,視覚化して伝える事が出来る人。これがセンスの良いと思われている人の正体なのです。ですので経営者の方は安心してください!必要なのはセンスではなく,自分の魅力や在り方をきちんと言葉にで出来る能力です!一度自分の魅力を言葉に変えてみてください!きっと新たな発見があるはずですよ!


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ぜひ読んでください!
末廣徳司の本
末廣徳司の画像
日本唯一の経営者専門スーツ仕立て屋。
株式会社イルサルト
代表取締役社長
末廣 徳司
tokuji suehiro

経営者、政治家、医師、作家、
講演家、士業、芸能人、
スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる

ことをミッションにしている。