私が人と接する上で気を付けている3つの事:尊敬する,喧嘩する,継続する
変わった人の対する考え方
今現在イルサルトのスタッフは私以外に事務全般を担当している池田とお客様へのおもてなしを担当している植木の3名体制です。池田と私が2人でしていた時は正直組織と言う感覚はあまりありませんでしたが,植木が入社した瞬間に何か組織になったと急に感じました。
2人から3人、1人増えるだけでこんなに感覚が違うのかと驚きましたが同時にこれからはマネージメントをしていかなければと強く感じたのを今でも強烈に覚えています。又私,池田,植木は3人とも性格も違いますし,物を見る視点も全く違います。特に植木は色々な事に非常に敏感な部分が長所なのですが,そんな視点が有ったのか!と驚かされる事が良くあります。
コントロールではなくエンパワーメント
以前私の考えていたマネージメントは,如何に人を自分の意のままに動かすか?言い換えれば如何にコントロールをするか?だったのです。しかし池田,植木と言う才能が全く違うスタッフと接していて段々と私の考え方も変わってきました。
それはこれからはコントロールではいけない、それぞれのスタッフが才能を生かしながら自発的に動くようにエンパワーメントをしていく事が大切だと気づいたのです。ヒントを下さったのは行動科学研究所の岩田洋治先生です。毎月1回個人的に岩田先生にセッションを受けているのですが、その中でエンパワーメントの大切さを教えて頂きました。
エンパワーメントとは?
コントロールされている組織とエンパワーメントされている組織、この違いはスタッフが自分の適性を分かった上で自発的に動くかどうかどうかの違いです。これだけ世の中の変化が激しい現代では、指示待ちではなく各スタッフが自ら考え行動することが非常に重要と言えます。私も岩田先生に色々教わる中でこのエンパワーメントの重要さを感じ、自分自身スタッフと話をする時に大きくは3つの事を意識する様にしています。その3つとは尊敬の念を持つ事、喧嘩をする事、継続する事です。
尊敬の念を持つ事
1つめの尊敬の念を持つ事、これは相手に対して敬意を持って接する事です。年齢も性別も仕事も関係なく1人の人間として敬意を持って接する。これがないと何を言っても伝わりません,心の底でバカにしていたり、自分よりも下だと思っているといくら良いことを言ってもその真意は伝わることはなく,コントロールされた組織から脱却する事は難しくエンパワーメントする事は出来ません。
喧嘩をする事
2つめの喧嘩をする事、これは何も言い合いをするとかではなくて思っている事をきちんと相手に伝えると言う事です。信頼関係を作りエンパワーメントされた組織を作るためには言いにくい事も言わないといけない時はあります。その時にうやむやにするのではなくて、相手とキチンと向き合い自分の思いを正直に伝えることが大切です。
継続する事
そして最後の継続する事、これは大切なことは何回でも言い続けることです。これは本気の思いがないと難しい、1回2回は言うことが出来ても100回言い続けられる人はなかなかいません。でも本当に自分の思いを相手に届けようと思うとやはり言い続けることが何よりも大切なのでないか、私はそう考えています。
お客様と深層対話をする
スタッフとの接し方も勿論そうなのですが、イルサルトではお客様と深い部分で繋がっていきたい、そう考えています。そう言う意味で言えばスタッフとの接し方もお客様との接し方も全く同じなのではないか最近ではそう思うようになってきました。お客様は神様である、私はそう思っていません。勿論私自身が物を買ったりサービスを受けるときも自分自身が神様であるとは思っていません。
何かその言葉からは、売る方と買う方みたいなイメージで対等ではなく買って下されば何でもOK!みたいなイメージが私には浮かんでくるのであまり好きではないのです。勿論買っていただくのは非常に有難い事なのですが、イルサルトは売る方買う方と言う関係を超えていきたいと考えています。
イルサルトの役割
スタッフ同様お客様をエンパワーメントさせて頂きたい、そう考えています。奇跡的なご縁でイルサルトにお越し下さったお客様をイルサルト流のやり方でエンパワーメントし更に大きな価値を一緒に作り上げていきたい、イルサルトの服を着ていただいたり、サロンにお越し頂くことで何か元気になったり、よりエネルギーがみなぎってきたり、何かそんな力になれたらと考えています。
こうした人に対する考え方もどんどん変化をしているのは,私自身が変化をしている証拠であると思っているのですが,自分自身が変化をする事を恐れずにどんどん変化,進化,深化を続けていきたいと思います。
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