トップへ
ブログロゴ

『業者』と言う時点で良い商品は出来上がらない



今日で7月も終わり
明日からはいよいよ8月
暑すぎる夏ですが
楽しんでいきましょう!


比較的余裕のあるこの時期に
工房に行くようにしています


 夏物注文が落ち着き
 秋物注文が本格化する前の
 この時期は工房の閑散期



普段はバタバタしていて
なかなか話す時間がない
職人さんとお話出来る
絶好の機会なのです




◆作り手は仲間




作り手側との関係性

お客様との関係性だけでなく
この作り手側との関係性を
私たちは大切にしています

写真 2018-07-20 10 57 07

 縫製する工房さんだけでなく
 生地屋さん,副資材屋さん
 全て『仲間』そう考えています


イルサルトでは
絶対使わない言葉の一つに
『業者』というものがあります



 何故なら

 各自の専門分野があるのに
 『業者』と一括りで呼ぶのは
 非常に失礼であること


 もう一つは

 業者という言葉の響きは
 売る方、買う方という立場を
 連想させるので
 好きになれないからです




◆上海での経験




実は私自身『業者扱い』され
嫌な思いを散々したのです

2001年28歳の時に
上海ワールドに駐在員として
赴任をしました


『駐在員』と言うと
聞こえは非常に良いのですが
実際はワールド上海工場で
生産管理するのが仕事でした



 直営工場であれば
 ワールドから『自動的』に
 生産依頼が入ってくる


 普通はそう考えますが
 実際はそんな事は全くなく
 本社への『営業』が必要で

 数多くある工場の『1つ』



と言う扱いでした




◆赴任前に考えられない事が・・・




 約1,000人の中国人スタッフを
 食べさせるために
 ワールドだけではなく
『他社』にも営業をする


赴任前には考えられない事が
現実に起こりました


 ワールド本社は
 仕事を出す方

 上海ワールドは
 仕事をもらう方


完全なる『上下』の図式

数カ月に1回行く出張では
ワールド本社に『営業』

気が付くと

同期や後輩にも『敬語で』
話すようになっていました

DSC_1425
当時の部下と昨年久々に再会!



◆生産現場とは?




生産現場の仕事は
100点以上を出しにくい


 ”納期通り” 
 ”コスト通り” 
 ”ミスなく” 


商品を納めて『当たり前』


 ありがとう!
 と言われる事がほぼ皆無

 客先からの電話は
 100%クレーム


電話が鳴るたびに
『今度は何が起きたのか?』
とビクビクする毎日でした




◆良い商品を作るために




注文を出すほうが上

そんな考えを持っていたら
良い関係を作る事は不可能

良い関係性があって初めて
素晴らしい商品が
出来上がるのです


写真 2018-07-20 10 56 21


 如何に作り手の方々に
 こちらを向いてもらえるか?

 注文を沢山出すだけでなく
 関係性を如何に深めるのか?



この2点が非常に重要です




◆大事にしている想い




 お客様に接するように
 作り手の方々と接する


イルサルトでは
この想いを大切にしています


写真 2018-07-20 10 54 11

私たちの想いが伝わり
作り手の方々との関係が
本当に良くなってきました



 商品の仕上がりレベル
 仕上がりまでの日数
 その他様々な状況



が前には考えられないほど
良い状態になっています

これからも
作り手側との関係性を大切に
より商品を届け続ける体制を
作り上げていきたいと思います
この記事を書いた人
末廣徳司の画像
末廣 徳司
株式会社イルサルト 代表取締役社長

日本唯一の
経営者専門スーツ仕立て屋


経営者、政治家、医師、作家、講演家、
士業、芸能人、スポーツ選手に至るまで
創業以来11年間で
のべ15,000名を超えるブランド人の
スーツを仕立てる。


「いま似合うかどうかで服を選ばない」
「好きかどうかで服を選ぶと失敗する」
「ブランド物はビジネスを減速させる」



など経営者に向けた
独自の服選び理論を提唱している。

日本経済新聞社主催で
経営者向けの着こなし術セミナー、
コラムの執筆

世界展開するブランド
「トミーヒルフィガー」の
商品開発プロデュースも行う。

大事なことは
「どう生きるのか?」を決め
その生き方に相応しい服を選ぶこと。


1人でも多くの方に服の持つ力、
装う意味や価値を伝え

経営者の生きざまをひもとき
かがやく人生を仕立てあげる


ことをミッションにしている。

記事を気に入ったらシェアをしてね

category
tags
archive